オンラインゲームの恐ろしさを語る①

ボロカス言う系の話

どうも、ジスさんです。


さて今回のテーマは、オンラインゲームの恐ろしさを語る①
という事で早速書いていきましょう。

前回までの俺が不倫されたシリーズの話と所々被ったり内容があるかもしれませんがご了承を。

オンラインゲームとは何か


まずはここから説明しないとですね。
知ってるよって人がほとんどだと思いますが、まぁ気楽に行こうや。

オンラインゲームとは簡単に言うなら、ネット回線を使い顔も知らない他人と気軽に一緒にゲームができるものの総称です。

基本はオフライン(ネットを使わずにプレイできるゲーム)で一部オンライン対戦やオンライン協力プレイができるようなゲームと、最初からオンラインでないとプレイできないゲームがあるようです。

オンラインゲームと俺

俺は昔からゲームは一人でやるものという考えの人間です。
高校時代にネットの友だちとちょいちょい一緒にやってはいましたがそこまでハマったりはしなかったですね。

ギルティギアやKOFといった格ゲー、ぷよぷよといったパズルゲーを割とガチでやってた時期がありその時はオンライン対戦に潜ってたりしましたが。

対人で競い合うゲームは対戦相手が必要なのでオンラインというのはとても便利です。
ゲーセンで対戦相手がいない場合は結局一人でCPU対戦になりますし、対人戦をしてこその対戦ゲームですからね。

見ず知らずの人と協力してクエストをクリアする系のゲームは全くハマらなかったです。

オンラインゲームのメリット


本当はそんなもん存在しないし害しかないんですが一応一般論を書きますか。

誰かと協力して何かを達成した時の達成感というのはそれはそれは嬉しいものです。
日常生活でもたくさんそういった場面は溢れていると思います。

・会社のチームで協力しプロジェクトを成功させた。
・クラスの皆と協力し文化祭、体育祭を成功させた。
・夫婦で協力し貯金の目標額を貯めマイホームを購入した。


他にも上げればキリがないほどそういった場面はあると思います。


協力して何かを達成すると嬉しいという感情は人間なら基本的に持っている感情です。
その達成欲求を簡単に満たしてくれる。そのひとつのツールがオンラインゲームです。

今では当たり前となったインターネット回線さえあれば誰とでもパーティを組んで、同じ目標を達成できる。
オンラインゲームはとても簡単にその欲求を満たしてくれます。

オンラインゲーム中毒の始まりから末路


ここからはオンラインゲーム中毒だった元嫁を例に俺が見てきたオンラインゲーム中毒者の様子を順序立てて書いていこうと思います。
オンラインゲーム中毒のテンプレートのような記事はよく見ますが、本当に元嫁もそのテンプレ通りだったのでかなり信頼性ありますよ。

ちなみにここからは元嫁がプレイしていたFF14というゲームを元に書いていこうと思います。
他のオンラインゲームは知りませんが大抵システムとか中毒性という意味では一緒。
俺はたまに見てたくらいで実際プレイはしてないので、固有名称の詳しい名前とかは全然知らないので間違っている可能性もあるのでご了承ください。

もし身の回りにこういったゲームをプレイしてる人がいる、もしくは自分自身がゲームをプレイしているならどの程度のレベルなのか考えながら読んでください。


①オンラインゲームを始める

ここに関しては何の問題もありません。
厳密に言うと問題ない事はないですが、人が何か新しい事をやるという事は考え方によってはいい事だ。


②ゲームのシステムを知る

新しいゲームを始める時は操作方法や物語の世界観などを理解するところからはじまります。
ここに関してもまだ普通の事です。


③協力プレイが必須条件になってくる

物語がある程度進んでくると協力プレイ、つまり見ず知らずの人と協力してゲームを進める事が必須になってくる場面があります。

まぁゲームの性質上仕方ない事でもあるのでまだ焦る時間じゃない。
でも厳密に言うなら①の時点で焦るべき。


④ギルドに所属する

協力プレイを続けているうちに、もしくはゲームをプレイしているうちにフレンド募集とかギルド(チームのようなもの)に所属するようになります。

これもゲームの性質上必須みたいです。


⑤ギルド内で独自のコミュニティができる

ギルドに入ってある程度時間が経過すると、この時間に一緒にダンジョンに行く人募集します!などの募集をする人が出てきます。
もしくは本人が募集したりします。
チャットでのやりとりも増え、ギルド内でもコミュニケーションを取り出すのもこの頃からです。

当然の事ですがオンラインゲームをしている人にはそれぞれ生活リズムがあります。

平日は仕事で仕事が終わってから寝るまでの間にやる人。
夜勤なので朝から昼の間にやる人。
無職なので一日中やる人。

本当にさまざまです。

ゲームというのはもちろん楽しいものなので、例えば

夜11時から一緒にダンジョンに行く人募集。

と誰かが書いたとしたら今日は11時に寝ようと考えていてもあと一回くらいなら。
という気持ちが現れその募集を受け入れます。

人間は基本楽しい方、楽な方に流れる生き物なので強い意志を持たないとすぐに流されます。


⑥だんだん生活リズムがズレる

⑤でも書いたように人間は楽しい方に流れるものです。
一度リズムが崩れてしまえばその崩れていくスピードは尋常じゃなく早い。

あと1回・・・。

あと1回・・・。

このループです。


パチンコ中毒と一緒です。

俺も5年くらい前まではパチスロ中毒で時間があれば打ってましたし、あと1万円だけ・・・。
と次々とサンドに金を入れて結局持ち金全てなくなるなんて事がよくありました。


オンラインゲーム中毒やギャンブル中毒などの中毒といわれるものはだいたいハマるパターンが一緒です。

ぶっちゃけて言うと⑥くらいまで症状が進行してると立派なオンラインゲーム中毒です。
もはやちょっとの事では後戻りできないです。


⑦ボイスチャットをはじめる

人によって順番が⑤、⑥と前後する可能性がありますが、キーボードでチャットしながらゲームよりもボイスチャットをしながらの方が左右の手が自由に使えるので機能的に便利です。
ギルド内の仲間とボイスチャットで話しながらプレイする事で文字だけでなく、”声”というコミュニケーションも使いながら仲間と交流することになります。


断言します。
これがかなりヤバい。


ここからちょっと心理学も絡んできます。
人間というのは現実世界では顔の表情や声でコミュニケーションをします。
オンラインゲームではチャットなどでコミュニケーションをしますが、これにボイスチャット。

つまり”声”が加わります。

人間は声を聞くと不思議と安心感が増します。
増すというかコミュニケーションにおいて”声”というツールはかなり重要です。

正確に言うなら錯覚なんですが声だけで時に人は簡単に恋に落ちますし、声や声のトーンに重要性がないなら電話でオレオレ詐欺にひっかかるバカはいません。

現実では顔の表情と声でのコミュニケーション。
オンラインゲームではゲームと声でのコミュニケーション。

皆さんはどちらを重要視するでしょうか?

最近のネット恋愛の統計からすると後者を重要視する人も少なくないようです。

というか、ここまで進行すると現実とネットの区別がもはやつかなくなっています。
むしろオンラインゲームの世界こそが本当の世界だと錯覚します。


故にボイスチャットを始めた数日後にはプライベート。
つまり現実世界での話や愚痴をオンラインゲームの人たちと話すようになります。

現実世界とオンラインゲーム世界の区別がわからなくなる兆候です。


⑧オンラインゲーム内での派閥問題

①〜⑦までの過程を経て、現実と空想の区別がつかなくなってくると空想世界、つまりオンラインゲームの中でも派閥というか自分の意見を通したい人が出てくるわけです。

これは集団生活が必須の会社や学校などの日常世界でもよくあることです。

本来は同じ趣味の人が集まって楽しくゲームするのが目的のオンラインゲームなはずですが、オンラインゲームでもそういった連中がいます。
いるというかそのようになってくるのです。
現実とオンラインゲームの区別がつかないようになってんだから。


というのもオンラインゲームというのは今俺が順番に書いてるようにオンラインゲーム中毒になるようにシステムが出来上がっています。

オンラインゲーム運営側はもちろん商売です。
ユーザーをオンラインゲーム中毒にして課金アイテム等で売り上げを作ってなんぼなわけです。
オンラインゲーム中毒者が続出しようが、そのユーザーが何しようが、売り上げという数字を叩き出せば何も問題ないわけです。


当たり前ですよね。だって商売なんだから。
オンラインゲーム中毒者はいいカモなわけですよ。

この世は搾取する側される側。
この2種類しか基本的には存在しません。


もちろんギャンブル依存症も同じ理屈です。

”ギャンブル依存症は金と時間を引き換えに射幸心や興奮。そして勝てば賞金を得る”
”オンラインゲーム中毒は金と時間を引き換えに現実とは違ったもうひとつの自分の居場所を得る”


といった感じでしょうか。
この理屈に自分自身が気づけばオンラインゲーム中毒から脱出できるかもしれないですが、ここまで来てしまったらもう本人では気づく事はできないです。


本題に戻すとオンラインゲームの同じギルド内で派閥が出き、特定の人とだけ話やオンラインゲームをするようになります。
ボイスチャットでの内容もオンラインゲーム内での派閥メンバーの悪口がメインです。


日常会話でもオンラインゲームの人の愚痴が多くなります。
俺も散々聞かされたしな。


⑨まやかしの恋愛感情へ

毎日のようにゲーム内でボイスチャットや一緒にゲーム。
会話は日常の楽しい話や日常の愚痴、オンラインゲームの気に入らない人の愚痴ばかり。

毎日一緒にゲームをする仲のいい気があう相手。
それがもし異性だった場合どうなると思いますか?


現実世界と同じです。
偽りの恋愛感情に発展します。



現実世界でも気になる異性と意気投合すればそこからデートに発展したり、恋愛感情に発展する事はあります。


オンラインゲームの世界でも同じことです。


不思議なのはオンラインゲームで出会った人は顔を知らない事がほとんどですし、住んでる場所もさまざまです。オンラインゲームの中で愛情を深める事がほとんどです。

実際オンラインゲームに限らずネット恋愛って仲良くなって実際に会うところがゴールの気するよね。

それでもオンラインゲームの中での恋愛は独自の世界観で発展していきます。
オンラインゲームの中での仮想空間での恋愛なので所詮は恋愛ごっこのおままごとなんですが、オンラインゲーム中毒のクズどもはそれすらも理解できません。


オンラインゲームの中でのこの人は俺の彼女、私の彼氏という偽りの恋愛に心踊らせます。
更にFF14にはエターナルバンドという、ゲーム内で結婚できるシステムが存在します。

オンラインゲームやらない人は一発でわかると思いますがこれマジでやばくないですか?
最初聞いた時気持ち悪くて思わず笑っちゃいましたよ。

エターナルバンドのイベントをすると限定のアイテムがもらえるらしく、元嫁も最初は限定アイテムが欲しいから自分の本アカウントとサブアカウントをエターナルバンドさせると言っていました。

しかしオンラインゲーム中毒者というのはそんな綺麗事で済むはずがありません。


実際オンラインゲーム内のカップルというのは一定数いるらしく、他のカップルがエターナルバンドすると自分もうらやましくなるものです。

隣の芝生が青く見えるってやつですよ。

これ以上は書かなくてもわかりますね。
最終段階への第一歩です。


10.現実世界で会おうとする

ここまで来てしまったらもう末期状態。
どうやっても手遅れです。
ジ・エンド。


その中毒者に現実世界に恋人、旦那、嫁がいようが関係ありません。
もうオンラインゲームの中のエターナルバンドした相手に夢中です。

その相手の事しか考えられません。

浮気不倫成立です。御愁傷様です。



以上がオンラインゲーム中毒の始まりから末路のテンプレートです。


今回は俺の元嫁をサンプルにして書きましたが、恋愛関係に発展しないとしてもドキュメント番組でも取り上げられるオンラインゲーム中毒になって仕事も辞めて家から一歩も出ない引きこもりになって人生終了パターンも、だいたい⑤か⑥の状態になったら終わりです。

諦めてください。

長くなってしまったので続きは次回の記事で。
次回はオンラインゲーム中毒の回避の仕方、まとめなどを書いていきたいと思います。

ではまた次回。

次回の記事も全力で読め!そして感じろ!!じゃあの!!!

↓続き

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