どうも、ジスさんです。
さぁ今週もやってまいりました。
ジスさんエロゲ語りコーナーのお時間です。
このコーナーは総エロゲプレイ本数約450本のエロゲライトユーザージスさんが、毎週月曜日に週替わりで懐かしさを感じながら好き勝手エロゲを紹介していこうというコーナーである。
もしも明日が晴れならば
第15回に選んだ作品は“もしも明日が晴れならば”
2006年にぱれっとから発売した作品。
通称”もしらば”
泣きゲーとしての評価は高く、俺もディスプレイを前にして涙をボロボロ流した作品だ。
夏まっさかりの現在、今回も夏にぴったりな泣きゲー、もしも明日が晴れならばを紹介。
基本情報
ぱれっとより2006年に発売。
絵:くすくす
シナリオ:NYAON
OP:もしも明日が晴れならば Vocal:WHITE-LIPS
あらすじ
物心つく前に母親を亡くし、父との二人暮しを送っていた主人公”鳩羽一樹”
ある日突然、明穂とつばさという二人の姉妹が訪ねてくる。事故で両親を失った二人を遠い親戚である一樹の父が二人を引き取ることになった。
その日から10年近く、一樹・明穂・つばさの三人はまるで本当の家族のように仲良く暮らしてきた。
やがて明穂に想いを寄せるようになった一樹は学園の夏休みを目前に控えた日に明穂に告白し、晴れて二人は恋人同士となる。
だがその数日後、明穂は突然の病に倒れ死亡。
一樹は絶望に打ちひしがれていたが、新学期。
つばさと二人で新たな学園生活を始めることとなった一樹であったが、彼はその日から時々死んだはずの明穂の幻影を目にするようになる。
しかし幻影などではなく、一樹とつばさに会うため再びこの世に舞い戻ってきた幽霊の明穂である。
思い残すことがあったから
明穂が思い残したこととは。
そして一樹が選んだ道とは。
主要人物
鳩羽 一樹
本作の主人公。
物静かな少年であり感情の起伏は小さい。
野々崎 明穂
10年に渡る同居生活により、お互いに惹かれ一樹と恋人関係となるが、その後病気で死亡。
のちに”思い残すことがあったから”と、幽霊として一樹たちの前に現れる。
野々崎 つばさ
明穂の妹。泣き虫でドジっ子。
一樹に密かに恋心を抱いている。
湊川 珠美
つばさの親友。巫女でレズで男嫌い。
千早
一樹たちが通う学園の裏に時々現れる妖怪。
明穂が幽霊としてこの世に戻ってきた秘密や理由を握っている。
ジスさん的評価
音楽:★★★★★★★★★★
難易度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
シナリオ:★★★★★★★★★☆
おすすめ度:★★★★★★★★★★
93/100
THE・定番泣きゲー。
というかただエロゲで感動したいだけなら、もしも明日が晴れならばをもっともオススメしたい。
他にも数多くの泣きゲーはあれど、あまり謎要素はなく難易度は高くない。物語もほぼ一本道。
話はたいして難しくないのに、めちゃくちゃ泣ける。
これって単純なようですげぇんだよ。
エロゲでは結構泣くタイプの俺だけど、ここまでわかりやすいシナリオで泣けるのは純粋にNYAON氏のシナリオ力にあると言っても過言ではない。
俺は泣きゲーは好きだから純粋にめちゃくちゃ評価しているんだけど、泣きゲーが好きでない人にとっては物足りないと感じる人もいるかもしれない。あと主人公がたまに結構なヘタレなのでそこを許せるかどうか。
まぁ今更言うまでもないが、この手のゲームはキャラに如何に感情移入できるか。なので感情移入できれば勝ちということで。
泣きゲーとしての評価は保障したい。
このゲームのテーマは”死と生”
テーマは結構重いがストーリーも意外と重いのでそこは覚悟するように。
もしも明日が晴れならば、は曲も名曲揃いだ。
こちらはOP曲である”もしも明日が晴れならば”
OPの雰囲気もWHITE-LIPSの歌声もものすごく心地よい。
こちらは挿入歌である”凪”
おそらくもっとも今作品で有名で人気な曲かと。
エロゲ初心者にも泣きゲー好きにもオススメできる作品。
ジスさんともしも明日が晴れならば
どの章も好きだが、やはり1章と4章は外せない。
1章は俺の一番好きな明穂がメインのストーリーで、今後の展開を期待させるプロローグのような話であるがプロローグからすでに感動させられる。
そして4章は言わずもがなだけど、一応書くと”珠美”がメインのストーリーではあるが、”実”というサブキャラが物語の本筋となる。
4章突入前にはすでに大粒の涙を流していることと思うが、4章では大きめのバスタオルを用意しておこう。
実は発売当時、このゲームスルーしてたんだけど、発売から2年くらいしてから評価高くてプレ値で買ってプレイした口なんだけど、プレ値に恥じないくらい面白くて当時どハマりしてたね。
泣きゲーとしての評価は個人的にかなり高いんだけど、意外と知ってる人が少ない気がするからこの際にプレイしてみてはどうだろうか。
終わりに
以上。もしも明日が晴れならばの紹介でござった。
今でこそぱれっとと言えば、和泉つばす一択な印象だが、くすくす絵のぱれっともいいんだよ本当に。他の作品もまたの機会に紹介したいところ。
ではまた次回。