どうも、ジスさんです。
さぁ今週もやってまいりました。ていうか気づけば第9回です。
ジスさんエロゲ語りコーナーのお時間です。
このコーナーは総エロゲプレイ本数約450本のエロゲライトユーザージスさんが、毎週月曜日に週替わりで懐かしさを感じながら好き勝手エロゲを紹介していこうというコーナーである。
えろぼーん
第9回に選んだ作品は“えろぼーん”
2005年に武礼堂から発売した作品。
マイナーゲームの筆頭。
しかし一部のファンからは絶大的な人気を誇る、かと思いきや全く人気もない。
そんなクソマイナーゲームだが、2020年現在地味にすごいごとになったりすごくなくなったりしている。
では今作品についてちょっと書いていこう。
基本情報
武礼堂より2005年に発売。
絵:村正みかど(藤澤紀幸)
シナリオ:はまむら としきり
OP:愛のGUSH! Vocal:杉崎和哉
あらすじ
惑星に寄生して、宇宙中に子孫を撒き散らす宇宙最強の猛獣。”エロボーン”
そのエロボーンが主人公”相馬忠介”の股間に寄生してしまう。
エロボーンを退治するために地球にやってきたマリアリア=サクラダは、忠介の股間にエロボーンが寄生していることを知る。
エロボーンを逃すと地球が、いや宇宙が大変なことになってしまう。
エロボーンを逃がさないためには、常に忠介の股間を勃起させておかないといけないのだ!!
さぁ立ち上がれ!いや勃ちあがれ!!!エロボーンの危機から世界を救え!!!
ちなみに本作品のテーマは”エロは地球を救う”
主要人物
公式サイトすでに消滅のため画像がないため、OPムービーをご覧いただければある程度はわかるかと。
ジスさん的評価
音楽:★★★★★★★★☆☆
難易度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
シナリオ:★★★★☆☆☆☆☆☆
おすすめ度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
総評:80/100
ドタバタバカゲーである。というかただそれだけである。
しかし個人的に結構評価は高い。
ギャグセンスが高すぎる。終始笑ってた気がする。
ギャグのネタが1980年代〜1990年代のネタが多く、当時中坊だった俺はネタの半分くらいしかわからなかったがそれでも普通に終始笑ってたので、今の40代がプレイすると面白いかも。
メインヒロインのマリアリアがマジでどうしようもないアホで、個人的にはお気に入り。
個人的にシナリオがあってないようなゲームはあまり好きじゃないんだけど、これは別格というか、メインで進めてるゲームの箸休めにプレイするには申し分ない。
CGの差分とかアニメーションも当時にしては頑張っているという印象。
ただ、シナリオの分岐とかは中途半端だし、シナリオにはそんなに期待しないほうがいい。下ネタを取り入れたギャグゲーとしてプレイすると楽しさが見えてくる。
主題歌と作中BGMも結構いいんだよね。
登場人物のとこに貼ったOP主題歌。”愛のGUSH!”はエロゲ史上に残る名曲。
歌ってるのは乙女ゲーや乙女系CDでお馴染みの杉崎和哉。作品のダバダの声優でもあった気がする。
ちなみにこの愛のGUSH!
作詞がアニメ界やエロゲ界でもお馴染みのゆいにゃんこと”榊原ゆい”であり、アルバムにゆいにゃんの歌唱バージョンが収録されたことから、なんとJOY SOUNDのカラオケにも入ってる。榊原ゆいverが加工なのかどうかは永遠の謎ということで。
俺もよくヒトカラで歌ってたりする。
EDのBOMB!BOMB!BOMB!もラテン系の曲で結構好きなんだよね。
ちなみに今回これ紹介した理由が、最近まで何があったか知らんが地味にプレミア価格ついてて、中古相場1万超えてたみたいで。
すぐ下がったみたいだけど。一部のエロゲコレクター勢魂に火がついたのかどうかは調べてないので詳細不明。
ただ、フルプライスでやるゲームではない。
当時も発売してすぐ中古の相場下がったしね。ワゴンでワンコインで売っててよっぽどやるゲームがない時に暇つぶしにやるくらいがちょうどいい。
ジスさんとえろぼーん
2005年って本当エロゲ鬼の形相でエロゲ消化しまくってた時期だったんだけど、その中でこのえろぼーんは、一種の癒しのような存在で個人的には楽しめたんだけど、まぁ評価するほどでもないゲームなんだよね。
当時から絵が古臭いと言われていたが、それすらも愛おしい。
エロゲのジャンルの中でもギャグに寄ったエロゲは数多くあれど、ここまでギャグに寄せたエロゲは数えるくらいしかないんじゃないかな。
俺の高校時代の携帯の着メロが自作した愛のGUSH!だったというどうでもいいエピソードも最後に書いとくね。
終わりに
このゲームの存在なんぞ10年くらい忘れてたけど、前職の癖で中古エロゲ相場変動を久々に追ってた時に、この”えろぼーん”の名前が飛び出してきて懐かしい思いになって今回のエロゲ語りの記事に選ばせてもらったけど、今思ってもマジでギャグセンスの高いクオリティの低いゲームだったなぁ。
でも久々にこうやって思い出しながら書くと、プレイしたくなるもんだね。
ではまた次回〜