ども、ジスさんです。
さて今回のテーマは俺が高校時代パンチラリーダーになった話。
ということで早速書いていきましょう。
俺のちょっと前の記事で初体験を語った記事で少し触れたんですが、俺の高校は元女子校で俺の学年から共学になった高校でした。
おかげで男子の人数が絶望的に少なく全校生徒約500人中男子が7人という、それなんてエロゲ?って疑いたくなる学校でした。
入学当時俺は思いました。
これリアルエロゲシチュじゃんwwwハーレム状態wwwwこれで俺も女の子にモッテモテwwwww
と。
しかし、皆さんが羨ましがるほどいい状況ではありませんでした。
今回はそんな高校時代の黒歴史を書いていきましょう。
男子が7人。
女子社会に突如放り込まれた7人。
そう、俺たちは選ばれし7人なわけです。
その選ばれし勇者たちを一人づつ紹介していこう。
・声が異様に高くぶっかけ物AVばかり見てた将来の夢が汁男優だったS君。
・顔は結構いいのに壊滅的に音痴だったT君。
・携帯の待ち受けが小倉ありすだったテニス部のF君。
・ガンプラが趣味で常に体臭がニスの臭いだったH君。
・平均分速200回のスピードで貧乏ゆすりが自慢の独り言ばっかり言ってたM君。
・顔が小池徹平に似てたのに身長が140cmくらいしかなかったY君。
・そして当時体重3桁越えの男子7人のムードメーカー俺。
前の記事でもちょっと触れていますが、今でこそ超絶イケメンの俺ですが高校時代は体重が今の倍あり、高校卒業時のMAX体重は110kgでした。別に痩せようと思ってダイエットしたわけではないのですが、俺の痩せた話に興味ある人がいれば別の記事にでも。
とにかく男子7人は超個性的なメンバーでした。
超個性的でしたが、女社会に突如迷い込んだ男子7人です。
仲良くなるスピードは尋常じゃないスピードでした。
7人の絆はそれはそれは深いものでした。
入学3日目くらいから女子たちは、すでに男子をいないものとして扱いはじめました。
3日目には昼休憩になった瞬間男子の机を勝手に奪い、そこで飯を食い始めたりダンスの練習などし始めたので、俺たちは便所飯を余儀なくされる状況でした。
イジメられている人が便所飯というのはよく聞きますが、男子全員で便所飯。
集団便所飯です。
幸い生徒用の男子便所は今年から作られたばかりだったのでめちゃくちゃ綺麗でした。
大便用の個室はそれはそれは綺麗で、学校で唯一の憩いの場と言っても過言ではありませんでした。
昼休みになった瞬間男子でジャンケンをし、勝った人から便所の個室に座る場所を確保していくというシステムでした。
これを3年間続けた事で一層男子7人の絆が深まったのではないかと思います。
そういえばつい最近T君と会ったんですよ。
T君は地元で就職していてたまに高校に顔を出したりするみたいなんですが、未だにこのジャンケン便所席取り合いシステムが引き継がれているって聞いて相当面白かったですね。
いつの時代も女という生き物は強い。
学校内で男子はいないものとして女子から扱われていたので、女子の行動というのは大胆なものです。
パンチラなんてほぼ毎日のように誰かしらのは見えていましたしパンチラ好きの俺としてはめちゃくちゃ嬉しかったですね。
意識的にではなかったんですがなんとなく俺は入学して1週間くらいから今日は誰のパンツが見えたか。色は何色だったかを毎日ノートに記録するようになりました。
高校で男子7人と話す時以外で唯一の楽しみがこの日課であるパンチラメモでした。
パンチラメモをとりはじめてから1ヶ月くらいした時の昼休憩の時間。
ようやく高校生活にも慣れ始めた時です。
男子も思春期特有の下ネタなんかも話し出す時です。
男子みんなでまたいつものように便所飯してたら汁男優志望のS君がこんな事を言い始めました。
S君『今日俺◯◯さんのパンツ見えたわwwww』
他の男子がうおおおぉぉぉ!!と盛り上がった瞬間でした。
思春期の男子とはこんなもんです。
俺はすかさず
俺『S君、◯◯さんのパンツの色を当ててやろうか。ピンクだったろ?』
と言い放ちました。
他の男子がうおおおぉぉぉ!!と更に盛り上がりを見せます。
S君『お前なんで知ってんだ!ジス君お前も見たのか!見たなら言ってくれればいいのに!!』
実際俺は今日はその女子のパンツはまだ見ていませんでした。
しかし俺には、入学してから記録していた伝説のパンチラノートがあります。
クラスのあらゆる女子のパンチラした回数やその日のパンツの色を記録していた俺は、そのメモからパンツの所持枚数やこの日は何色のパンツを履いてくる可能性が高いか。そしてある程度の生理周期を予想するのは簡単な事でした。
俺はクラスの男子6人に伝説のパンチラノートを見せてあげました。
男子全員が俺に浴びせる賞賛の声。
とても爽快で優越感に浸ってたのを覚えています。
そこから男子全員であるプロジェクトが発足しました。
男子全員でパンチラノートを作り、みんなで協力して女ども全員のパンツの所持枚数や生理周期を予想しよう。
というプロジェクトです。
男は皆パンチラにロマンを感じる生き物である。
そのロマンを選ばれし7人で協力し共有すれば最強だと。
嬉しい事に俺はこのプロジェクトのリーダーに抜擢されました。
俺が最初に趣味で始めた一冊のパンチラノートから男子全員の賛同を得てこの一大プロジェクトにまで発展したのですからリーダーになるのは極めて当然だと思いました。
そしてプロジェクト始動です。
内容は至って簡単。
・今日誰のパンチラを見たか。
・色は何色だったのか。
・可能ならパンツの形はどうだったか。
を各々がメモ。
その後、毎日放課後に7人が集まり各々がそれを報告。
リーダーの俺がそれを別ノートにメモし、クラスの女子一人一人のデータを採集していく。
というシンプルなもの。
昔から俺はデータをとってそのデータをもとに予測していく事が大好きだったので、そのサンプルを取る事に皆が協力してくれる事が嬉しかったです。
そしてこれが本当に素晴らしいものでした。
一人では見るパンツには限界がある。
しかしそれが7人集まれば合計14個の目でパンツを見てデータをとる事ができる。
俺が皆の情報をもとにまとめたデータは、次はこの子のパンツが見たいから狙ってみるわ。という他の男子にとっても生きる糧になっていました。
これを飽きずに3年間毎日男子全員でやってたので、本当この男子7人は最強だなって思います。
男子全員で協力した事でこのパンチラノートはもの凄い勢いで情報が集まり、1年の間でクラスのほとんどの女子のパンチラ状態を記録する事ができました。
その女子のパンチラ所持枚数、新しいパンツを買った日、好きな色の傾向、パンツが見えないようにスパッツを履いてる日、スパッツを履いてない日のリズム、一部の女子は生理の時にだけ履いているパンツにも傾向がありそこからその女子の生理周期まで男子全員が把握する事ができました。
そう、ただ一人の女子を除いては・・・
男子7人でずっと進めてきたこのプロジェクト。
パンチラに貪欲な俺たち男子の執着心は本当に素晴らしいものでした。
1年間の間で少なくとも99%の女子のパンツ所持枚数を男子7人が全員把握しているのです。
俺たち男子をゴミのように扱ってきた女子たちへの男子軍のささやかな反撃のようなものです。
しかしクラスのKさんという女子がいました。
この女子が唯一俺たちを悩ませる存在でした。
どうやってもKさんのパンツが見えないのです。
一年間で一度も見えないのです。
一週間ほどKさん集中週間と題して、男子全員でKさんだけを狙う作戦も実行したのですが誰もKさんのパンツを見る事ができないのです。
マジでスキがない。
Kさんは別にスカートの丈が長いわけでもないしどちらかというと短い方だったんですが、パンチラエキスパートの男子が7人で追っても一度もパンツを見る事ができないくらい強敵でした。
しかしこのプロジェクトのパンチラノートにKさんの欄だけ空欄なのはどうしても納得がいかなかったです。
俺だけでなく男子全員そう思っていました。
時は過ぎ、2年生に進級するまでもうあまり時間がなかった高校1年の冬の時でした。
相変わらずKさんのパンチラを誰も拝む事が出来ず男子は全員焦りをかんじていました。
このままでは99%のパンチラノートになってしまう。
2年生になるとクラスが変わるので(男子は7人しかいないから3年間ずっとクラス一緒のシステム)また新しいノートに変わってしまいます。
どうしても100%の状態でノートを完成させたい。。。
俺たち男子全員の希望でした。
男子7人で緊急会議をおこないました。
しかしいい案はなかなか出てきませんでした。
万事休すか・・・。
そんな時T君がこんな事を言いだしました。
T君『俺・・・Kさんの事ちょっといいなって思うんだよな。もしよかったら俺Kさんに告白しようかな・・・ 。そしたらパンツの色と所持枚数、生理周期もわかるだろ?』
俺はこの時T君がとてもかっこよく見えました。
このプロジェクトのために身体を張り貢献してくれるなんて素晴らしい事です。
しかし俺たち男子7人は女子たちに人間扱いはされておらず、誰一人として女子と一度も会話した事なかったのです。
これマジですからね。
本当俺の学校での男子の身分の低さは当時ヤバかったです。
まぁ俺は高校3年の時に2回だけ女子と会話したけどね。(鼻高々)宿題見せろって言われただけだけど。
そんなカースト制度最下層の男子の中で、T君は果敢にも立ち向かいました。
俺たち男子全員はパンチラノートをとにかく完成させたいという気持ちがあったので、全力でT君を応援しました。
メルアドの聞き方。
デートの誘い方。
などを童貞7人で知恵を出し合い案を出しました。
その結果、T君は無事にKさんと付き合える事になったのです。
童貞を喪失した瞬間に、T君が速攻でKさんのパンツの所持枚数と生理周期を教えてくれた時の男子全員の達成感は言葉では言い表せないものでした。
俺に至っては嬉しさのあまりついつい男泣きしてしまうくらいです。
こうしてT君の頑張りもあり1年目のパンチラノートは最高の状態で完成。
後に俺たち男子7人は2年目と3年目のパンチラノートも完成させ、俺たち男子7人の絆は本物だったんだという事が改めて再認識させられた思い出です。
今でも思い出すと高校3年間本当に頑張ったなって思います。
勉強もスポーツもできなかったけど、パンチラ採取だけは今でも誇りを持って頑張ったと言えます。
いかがだったでしょうか。
俺が高校時代リーダーになった話。女子校での男子の肩身の狭さ。肩身が狭いからこその男子の結束力。
少しはわかっていただけましたか?
高校時代という一度しかない青春時代。
青春時代というのは言い換えるなら、ひとつの事に熱心に打ち込める最後の時期でもあります。
この記事を読んでいる人でこれから高校に進学する人は、どんな事でもいいので何かに熱心に打ち込める事を作りましょう。
別に高校からでもなく成人してからでも何かに打ち込む事は大事ですし、心の成長に繋がると思いますよ。
失敗してもいい。
打ち込む事が大事なのです。
思い出や何かに熱心に取り組んだという実績はきっとどこかで役に立つはずです。
俺も3年間パンチラノートプロジェクトのリーダーとして取り組んだ結果、こんな立派な無職へと現在成長しています。(え?)
後日談なのですが成人式の夜に高校の同窓会がありました。
俺は成人式自体は行くフリして中学時代の友人とゲーセンで遊んでたので行かなかったのですが、同窓会は高校時代の一緒に3年間過ごしてきた英雄たちと会いたかったので参加する事にしました。
俺は大学入学してから体重が約半分になったので、今のようなイケメンへと変貌してるわけです。
まぁ元々の顔面偏差値が高いからね。
当時はゴミのような扱いをされていましたが同窓会ではめちゃくちゃチヤホヤされました。
5人にメルアドを聞かれたんですが、高校時代のクラスの女なんてパンツ以外全く興味ないのでとりあえず携帯充電切れてると嘘をつき、家に帰ったらメール送るわーと言いつつ紙にメルアドを書いてもらいその紙を受け取りました。
同窓会が終わった後、男子7人で集まりカラオケにでも行こうという話になり移動してる時の事です。
俺は男子全員に今日貰ったメルアドの紙を見せました。
英雄7人が集まったらやる事はひとつです。
俺の地元に落書きがいっぱいしてあるトンネルみたいなのがあるんですよ。
彼女欲しい〜とかの落書きと一緒に電話番号やアドレスが書いてあるかんじのトンネルです。
田舎にはあるんですよそういうトンネル。
さっき渡されたアドレスをトンネルに書き、その後ゴミ箱にメルアドが書かれた紙を捨てて男子7人でゲラゲラ笑っていました。
いくつになってもこの7人の英雄が集まると童心に戻ってゲラゲラ笑える。
そんな素晴らしい英雄たちであり、友人なのだ。
それではまた次回。
次回も全力で読め!そして感じろ!!じゃあの!!!