どうも、ジスさんです。
さて今回のテーマは、最近のオタクが段違いでキモいという話。
ということで早速書いていきましょう。
俺は昔からオタクは気持ち悪いと思いながら生きてきた人間だ。
他人や友人からオタクと言われてきたが、ずっと否定して生きてきた。
物心ついた時くらいから小学生の頃ってのはだいたいアニメとか特撮ゲームとかするものだ。
それが思春期になると自然にアニメやゲームから徐々に離れて、部活に熱心になったり恋愛に熱心になったりして自然とアニメから離れていくものだ。
しかし俺は子どもの頃から29歳となった今でも変わらずにずっと子どもの頃からの習慣でアニメ見たりゲームし続けてるだけ。習慣をずっと続けているだけ。
故に俺はオタクではない。
まぁオタクの定義なんて正確に定められてるわけでもないし俺別に専門家でもないし、個人の価値観あったりするだろうから他人に何言われようがどうでもいいんだけど。
これ本当時代の流れなんだけど、俺がガキの頃の”オタク”って本当悪いイメージが強い時代だった。
今回は俺が感じてきたオタクに対する時代の流れを紐解きながら書いていこう。
エヴァ最盛期の頃から2000年代初期
この頃はアニメ、特に俺が大好きな美少女アニメが好きなんて周りに公言しようものなら、あぁいうアニメ見るから現実で犯罪するんだよ。とか言ってるやつは結構多かった。
実際ニュースで事件が起こり、犯人の家にアニメのポスターが貼られてる映像なんかが映ったらまたオタクの犯行か…。みたいな流れは結構あった。
まぁそれは今もか。
この頃はオタクは根暗でコミュ障で引きこもりで犯罪者予備軍みたいな印象が強い時代だった。
でもネットがめちゃくちゃ普及する前から俗にオタクと言われる人たちはネット内で当時からアニメの感想や議論等で盛り上がっていた。
俺もよくやってたなぁ。
この頃から俺はオタクと呼ばれる人たちはコミュ障だと言われつつも、実は普通の人間よりコミュニケーションを欲しているのではないか。と思っていた。
2005年のオタクブーム
時は流れ2005年の春か夏くらいだったかな。
”電車男”というドラマがテレビで放送された。
オタクの青年が酔っ払いに絡まれてる一般人の美女を助けた事から始まる恋愛ストーリーみたいなかんじだったと思う。
それはそれはすげー人気だった。俺も一応、あ、SHUFFLEの紙袋出てるわ。とか思いながら見てた。
このドラマの人気からオタクバブル突入である。
通称”アキバ系”と呼ばれるオタクたちがメディアで放送されまくり。
もうテレビをつければオタク特集みたいなのがあった気がする。
中でもメイド喫茶のゴリ推しが凄かった。
全く3次元のメイドなんぞ興味なかったけど完全メイド宣言のアルバム俺も買ったもん。修学旅行で。
あと当時涼宮ハルヒの憂鬱がめちゃくちゃ人気でEDのダンスを集団で秋葉原の歩行者天国で踊ったりしてる映像がテレビとかでよく取り上げられたりしてた。あれ本当気持ち悪かった。
それはそうと、清水愛のおっかけしてた石崎友心、今何してんの?
このへんからだ。オタクすげぇ!みたいな時代。
オタクは根暗でコミュ障で引きこもりで犯罪者予備軍という概念から、可愛いとかすげぇとかまで思われるようになった時代ですよ。
メディアって本当すげーよな。
まぁ俺はクラスの女子にキモいって影で言われてたけどね。
しかし皆さんもご存知の、あの事件でこのオタクブームは終焉を迎える。
“秋葉原通り魔殺傷事件”
2008年でしたかね。
秋葉原でリオンマグナス大好きの加藤智大が秋葉原で20人近い人を無差別に殺傷。というおぞましい事件だ。
知らない人は多分いないと思うけど、詳しく知りたい人は自分で調べて。
2chで自分のスレ荒らされてキレて殺害予告書いて実行。みたいなかんじだったと思う。
詳しく覚えてないけど。
とにかくめちゃくちゃな事件だった。
これにより秋葉原の歩行者天国も禁止。オタクブームも一度身を潜める。
世間の評価もやっぱりオタクは犯罪者予備軍みたいな評価に戻ります。
ニコニコ動画の隆盛
秋葉原での通り魔殺人事件と同時期かちょっと前。
インターネットというものは一般家庭でも当たり前のものになっていた。
ニコニコ動画という動画サイトが爆発的にヒットした。
メディアだけでなく一般のユーザーが動画というツールで自己表現する事が簡単な時代に。
ここでタイトルの話にリンクするんですが、この頃からのオタクがマジでキモい。
もはやオタクなのか。という議論になりそうでもあるが、他人がやってるゲームを見てるのを楽しんで自分もプレイした気になったり、際どい格好してアニソンに合わせて踊ったり、素人の聞きたくもねぇ歌を歌ってたり。
たしかに実際ニコニコ動画がもたらしたこの文化ってマジで凄いと思う。
俺も初期から初音ミク全盛期くらいまではまぁまぁ見てたし。
オタクである俺かっこいい。オタクである私可愛い。
オタクである事をステータスのようにドヤ顔で語る層が増えてきたのがこの頃からだ。
オタクである事を公表し自己表現し承認欲求を満たす時代とでも言えばわかりやすいだろうか。
この文化が世間でもある程度認知され再び盛り上がりをみせるわけだ。
まとめになるが、この流れは今もなお続いている。
ニコニコ動画は最早虫の息だが、youtuberが人気となり一般人が気軽に自己表現できる時代だ。
実際映像技術の爆発的な進化で普段アニメ見ない人でも楽しめるようなアニメが増えてきたり、ゲームもeスポーツと呼ばれる時代。
世間のアニメやゲームに対する評価は、昔ほど気持ち悪いって言う人は少なくなった。
経済や社会的にはこれほどいい事はない。
しかし個人的にはただただ気持ち悪いと今でも思っている。
最近、てかちょっと前だがラブライバーと呼ばれる人種が山ほど缶バッヂつけて街を徘徊してるやつ。
あれとかもう自己表現の最終形態。
相当気持ち悪い。
でもあぁいうのが現代のオタクと呼ばれる人なわけで。
しかも昔ほどオタク気持ち悪いと思う割合が少ない。
すげぇ時代だよなぁ。
いや、さすがにラブライバーのあれは普通に考えて気持ち悪いか。
これ書いてて思ったのは完全に今の時代の流れについていけてない老害である俺の僻みなんだよね。
俺もこのオタクis beautifulみたいな今の時代に生まれてたらもうちょっと楽しい青春時代だったのかな。とか考える。俺が小学校3年生の時からどハマりして今でも一番大好きなデジキャラットという作品があるんだが、俺がガキの頃友だちに言ったら
オタクきんも〜☆
みたいな感じで言われてすげぇ嫌だった思い出がある。
トラウマってやつなのかもしれない。
今の時代に俺がそれ言ったとこで可愛い〜とかで終わりそうですしね。
いい時代だなぁ。
うらやましいなぁ。という老害の妬み。
では今回はこのへんで。
次回の記事も全力で読め!そして感じろ!!じゃあの!!!