どうも、ジスさんです。
生まれ変わったら○○になりたい。
という会話を、友人としたり妄想をしたことのある人は少なくないだろう。
最近俺も暇なときにこういう系のことを考えて妄想にふけっては一人でニヤニヤしながら下半身を勃起させている毎日だ。
だいたいこういう考えごとをする時は、”自由になりたい”という思いが強くなった時にしたりする時であり、一種の現実逃避と言っていい。
『鳥になりたい』
そう思う人は多いのではないか。
おそらく生まれ変わったら○○になりたいランキングで常に上位をキープする、転生ランキング常連。
転生ランキング界のボブサップと言ったとこだろう。
友だちと会話した時にも
「はぁ〜ホンマ鳥になりたいわ〜、アカーン、うち〜鳥になりたいわ〜」
と言った声はよく聞く。
自由気ままに羽根を広げ、空を飛びまわり、大空を見渡す。
その姿はまさに自由の象徴。
俺も鳥になりてぇ。
鳥になって大空という自由を手に入れたいいいいぃぃぃうぅおぅおうぉうぉーん!!!!
しかし、しかしだよ。
鳥って本当に自由なのだろうか。
天候が荒れているときには自由に空を飛ぶことはおろか、食事にありつけるかもわからない。
もちろん雷に打たれたら即死だし、どうせ俺の現世のおこないから推測するに、来世が仮に鳥だったとしてもいいとこスズメどまりのスペックだろう。
マジックザギャザリング風に言うなら4マナ1/1飛行だ。
そんなゴミカード、リミテでも使われないだろう。
ゴミカードだ。
だめだ。
鳥はだめだ。
どうせ空を飛ぶという行為自体も、今俺ができないからうらやましいだけで、実際鳥になったら間違いなく数日で飽きて、『足2本ほっし〜☆』って思うに違いない。
そして毎日巣で羽根休めという名の自慰行為にふけっているに違いない。
鳥はだめだ。
鳥になんかなったら人生おしまいだ。
ならば猫ちゃんはどうだろう。
猫ちゃんも動物界では比較的自由な立ち位置に存在し、人間のペットとして今でも絶大な人気を誇っている。
独り身の若い女子、特にキャバ嬢なんかが寂しさを紛らわせるために飼ってたりなんてのはよく聞く話だ。
猫になれば自由きまま。
自由に街を徘徊し、遊び、腹が減ったらキャバ嬢のもとに帰り、たまにキャバ嬢にマンペロしてやれば俺の性欲も解消される。
猫ちゃんこそが正義なのだ。
自由と性欲を同時に味わえる猫ちゃんこそが生まれ変わったらなりたいものにふさわしいのだ!!!あーはっはっはっはっはっはひあsっhださだsじゃだまあんんこおおおsらああdwこ
いや・・・ちょっと待ってくれ。
俺は何も学んでいない。
果たして俺は来世でキャバ嬢の猫ちゃんになれるのだろうか。
いや、俺の日頃のおこないからしてなれるはずがないのだ。
いいところ、きったない野良猫だろう。
縄張りを仕切るボス猫に顎で使われ、おいしい餌は全てボス猫のもの。
ジス猫は余り物も分けてもらえず、雑草をモシャモシャ食べる草食系猫だ。
キャバ嬢の猫ちゃんになるなんて無理に決まってる。
現在キャバ嬢のペットとなっている猫は前世でどんな良いおこないをしたんや。お兄さんに教えておくれよ。
あれか?
宝くじで3億当たって全額寄付とかしたんか?
お年寄りに席譲ることに人生捧げてたんか?
吉野家で牛丼大盛りが食いたいとこを並盛りで我慢したんか?
駄目だ。猫ちゃんは駄目だ。
ボス猫に屈服する来世はいやだ。
ならば無機物ならどうだ。
銭湯の椅子は自由だ。
ただ、人間が座るのを待っていればいい。
”待つ”という行為が全く苦でない俺にとってこれほどまでに素晴らしいことはない。
銭湯の椅子の優秀な点は、裸の女の子がダイレクトに座ってくる可能性があることだ。
というかここが全てと言っていいだろう。
裸の女の子が座ってきた日にゃあワシの出番だ。
一流クンニストと名高いジスさんは、椅子から舌を出し、女の子の秘部をペロンチョペロンチョすることだって、サッとイチモツを露出し女の子にいやらしい行為をすることだって可能だ。
そう。銭湯の椅子ならね。
銭湯の椅子に転生さえしてしまえば女の子といやらしいことし放題なのだ。
スケベオヤジ代表ジスさんにとってこんな素晴らしいことはない。
そう、まさに僕は、おまたのお兄さんなのだ。
銭湯の椅子is 最高ヤッホーイ!!!
これで自由も性欲も!全てが俺のものじゃああ!!!!
銭湯の椅子is最強!!!!!!
しかし、ここで俺はひとつ欠点があることに気づいた。
それは座ってくるのがババァの可能性があることだ。
銭湯の椅子となった俺は、ただ誰かが座ってくるのを待つだけ。
若い女の子かババァかを俺が取捨選択することはできない。
さすがの性欲モンスタージスさんも、ババァのオマタをペロペロする趣味はない。
若い女の子のオマタだけをペロペロしたい。
ピッチピチのギャルだけでいい。
ギャル専用椅子になりたい。
できれば黒ギャルがいい。
さらに掘り下げていくなら、そもそも銭湯の椅子に転生した俺が女風呂に配属されるとも限らない。
男子風呂に配属された時なんかはもう地獄でしかない。
男のイチモツを一生見ながら一生を過ごさないといけない。
男のイチモツを見ながら、
「お~ふぉっふぉっふぉwwwこいつのチンポコ、前世のワシのイチモツよりも粗末じゃのぅwwフォッフォッフォwwww」
と、前世の俺を懐かしみながら暇をつぶし、何百年何千年と男風呂の平和を守り続けなければならないのだ。
配属先が男風呂か、女風呂か。
そんな究極の運否天賦に、俺は今後の人生を左右されたくない。
というか、俺の日ごろのおこないからして男風呂に配属されることはほぼ決まっている。
俺は男風呂の奴隷にはなりたくない。
同じ理由で電車の椅子やホームセンターの椅子も論外だ。
電車の椅子に転生して、男やババアが座ってきやがった時なんかは地獄だ。
絶対まわりにバレないように屁とかしやがるからな。俺もしてるし。
ピッチピチのギャル以外、吾輩は受けつけてないのだ。
ギャル専用便器に、俺はなるっっっっっっ!!!!!
そういった理由で、無機物は難しい。
そのあとも俺は数々の転生先を探し続けた。
そして数々の転生先を探し求めた先で俺はたどり着く。
人類が来世になるべき、境地に。
それは自分自身だ。
これは来世は自分自身になりたい。
という意味ではなく、来世になりたい本当の自分になるために現世の俺が努力するべき。という意味だ。
人間、たまにはストレスがたまり現実逃避をしたくなるものだ。
しかし来世のことは誰にもわからない。
神と同レベルの俺でも来世を予測するのは厳しいだろう。
だったら、今を。
現世を悔いなく生きるのだ。
来世に期待しても意味がない。
現世を。
限りある生命を。
楽しく、悔いのないように生きようではないか。
と、いいかんじにまとめようとしたけど、結局のところ、来世は黒ギャルが使うローター、もしくはAV男優になりたいなって思いました以上終わり。