陰毛神秘論

どうも、ジスさんです。


さて今回のテーマは、陰毛神秘論。
ということで早速書いていきましょう。



突然の自慢だが、俺の陰毛は美しい。


なぜなら頭につけたコンディショナーを流れで陰毛に揉み込んでいることはもちろん、日頃からブラシで定期的にブローしている。
さらにオナニー後に放出した精子を陰毛に塗り、保湿ケアまでしている徹底ぶりだ。
人に見せても恥ずかしくないくらい美しい陰毛だ。

○ウム○理教の麻○は、信者に自分の髪の毛を販売していたらしい。
購入した人は幸せになれるから、と信者に販売していたのだろうか。
ならば美しい俺の陰毛も販売してもおかしくないな。うん、絶対そうだ。

陰毛売買ビジネス・・・間違いなく流行るな。



しかし陰毛っていったいなんだ?

ふとこんな疑問が俺の脳裏によぎった。

最近は男でも毛の処理は当たり前、という時代だ。
腕、足などの毛はないほうがいいという風潮。
それは俺もわかる。なんとなく清潔感があるよな。

毛というのは本来身を守るため。
また、摩擦を軽減するために生えていると言われているが、実際は毛程度で身を守ることができるなんて思わない。怪我した時に毛生えてるから酷い怪我じゃなくてよかったー!なんてケースは稀だろう。少なくとも俺にその経験はない。

しかしなんとなく毛で覆われていることでクッションになっている気がする。
だから身を守るために生えてるんだ、と言われたら納得できないことはない。



しかし陰毛だけは生えてる理由が意味わからない。


陰毛は生きている。
毛の中で最も恐ろしい存在と言っていい。

陰毛は隙あれば俺のペニスと包皮の間に入り込み、俺のペニスに耐えがたい激痛を走らせる。

何を言ってるんだこいつ。って思ったやつはすでに一つ上の男だ。
お前のペニスは立派だ。ムカつくから車にでも轢かれとけ。

これは仮性包茎あるあるだ。俺もまごう事なき仮性包茎。
日本人男性の6割が仮性包茎と言われているから、この苦しみは大多数の人が理解できるのではなかろうか。
とにかく激痛なのだ。
いつ入り込むかわからない緊張で俺の下半身は休まることを知らない。


さらに陰毛には足が生えている説を俺は推したい。

陰毛は縦横無尽に歩き回り、至る場所に姿を見せる。
入れたはずがないのに財布の中に陰毛が入っていたり、テレビのリモコンに付着していたり。
やつらはとにかく神出鬼没。


ここまで俺が書いた部分ですでに世の男性陣からの同意の嵐は耐えないだろう。
男たちが如何に陰毛に苦しめられているか、世の女どもは知っておいたほうがいい。


以上の事から、俺は陰毛の必要性が全く理解できないのだ。


しかし人間の体というのは神秘的なものだ。
きっと陰毛にも何か意味があるに違いない。

今の俺ではまだ陰毛の必要性には到達できていないが、そんな未熟な俺が唯一陰毛の必要性を主張するならば、



陰毛は神なのではないだろうか。


そうとしか思えないのだ。
神などこの世にいないと思っている俺だが、もし陰毛に何か必要性があるとするならば、人間の成長を見守る神として股間付近に住みついているのではなかろうか、と。

陰毛神様は実にいたずら好きな神なのだ。

いたずらでチンポッポと包皮の間に入り込んで、人間に痛みという試練を与えているのかもしれない。

そして陰毛神は縦横無尽に歩き回る。
先ほど書いた、なぜこんなところに陰毛が?という謎も、陰毛は神様だから。という説が正しいのなら立証できるのではないか。

そう考えたら俺は普段から陰毛にコンディショナーをしたり、ブローしたり。
陰毛ケアに人一倍時間をかけている。

つまり知らず知らずの間に、俺は神にお支えし祈りを捧げていたのだ。


そう思うことにした。いや、そうに違いないのだ。

いいかおまいら。陰毛は神なのだ。
絶対に剃ったり抜いたりするんじゃない。運気が逃げてしまうぞ。

いやぁそう考え出したらどんどん気分がよくなってきた。
令和2年。いい年になりそうだ。

ではまた。

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