オンラインゲームの恐ろしさを語る②

ボロカス言う系の話

どうも、ジスさんです。

さて今回のテーマはオンラインゲームの恐ろしさを語る②
ということで早速書いていきましょう。

前回の続きですね。前回の記事を読んでない人は先に読んでから読んでね。

前回まではオンラインゲーム中毒になっていく過程を元嫁を例に書いていきました。まあ正直いろんな例はあると思うがね。

今回は対処法やオンラインゲーム中毒者との付き合い方を中心に書いていきます。

オンラインゲーム中毒を治すには

最初に言います。

一言で言うと脱却するのは難しいです。病気なので。

数ある依存症と言われるものと同じです。

例・パチンコ依存症

パチンコ依存症を例にして考えてみましょう。

パチンコだったらハンドル握るだけ。
スロットだったらボタンを押すだけ。

このような誰でも簡単にできる操作で遊戯を楽しむことができます。時間と金を消費し、勝つか負けるかというギャンブルを楽しむわけですね。

店内に響き渡る爆音と筐体から出る大量の光で射幸心を煽ります。

ちょっと賑わった街の駅近くや、少し歩けばどこにでもパチンコ店がある、というのも依存者を増やす原因のひとつだと思ってます。

夜なのに大量のネオンで街を彩り、楽しいテーマパークのような場所と錯覚させます。

入りやすそうな場所だなぁちょっと入ってみるか。と人間は思っちゃうわけですよ。

店内に入りまぐれで勝ってしまったら最後。頭はパチンコスロットの事ばかり。負けても次はどうやって資金を捻出しようか、と考える。

はい依存症いっちょあがり。チョロいもんです。

前の記事でもちょっと書いたしちょっと考えれば当たり前なんですが、パチンコ店は市民に娯楽を提供する心優しい団体ではないです。

商売人です。

パチンコ依存者は減っているとは言われてますが、2018年の長者番付ランキング見てもベスト50にパチンコ業界は複数ランキングしてます。

数字こそが全て。
数字を見ればすぐにわかる結果ですね。

パチンコやスロットは長期的に見れば絶対に負けるようになっています。

でも依存症は次は勝てるかも。次こそは。と思っちゃうわけです。

パチンコだったらボーダー理論、スロットだったら設定とか天井前ハイエナとかいろいろありますがそれを徹底すればプラスになっている人もいるかもしれませんが、今は論点とズレているので深くは触れません。

一般的な遊戯人口の平均の結果を見て絶対に負けるようになっていると述べています。

台の知識やら専門用語言い出したら、それこそ依存症ですからね。

オカルトとか語りだしたらもう末期。

俺も5年前まで神聖のスロッカスだったのでよくわかります。自分の失敗談も踏まえて近いうちにパチンコ関連の記事も書きたいなぁ。

自虐になりますがスロッカス5年前に足を洗った今でも、普通に昔のスロットのボーナス中のBGM聴きたくなって探したりしますし、youtubeの実践動画とかたまに見てます。

本当の意味では俺もスロッカスから足を洗ってないのかもしれません。

そして一度依存症になってしまうと今でも昔のスロットで大勝ちした記憶とかがフラッシュバックしたりするんですよ。それほど依存症というのは恐ろしいんですよね。

これ書きながら俺の生活も改めていきたいと思います。

依存症は皆同じ

さてここで話を戻し、パチンコ依存症とオンラインゲーム中毒を比較してみましょうか。

オンラインゲームはインターネット環境さえあれば誰でも簡単な操作で楽しむ事ができます。外に出なくても家ですぐに気軽に楽しめます。

一緒に誰かと楽しむという射幸心・・・。とはちょっと違う気もしますがワクワクを感じるという意味では似たようなもんです。

ちょっとやってみるか、とプレイしてみてハマってしまったら最後。

日常生活でも仕事中でもオンラインゲームのことでいっぱい。

あとは前の記事で書いたような手順に沿ってオンラインゲーム中毒の完成。

チョロいもんです。

俺は依存症じゃない、ゲームのシステムが好きだし、ストーリーが好きでオンラインゲームには普通のゲームにはない楽しさがある。

とか言い出したらパチンコ依存症のボーダーとか設定、ハイエナとかと言ってるのとあんま変わらないんですよね。

所詮は中毒者の戯言ですよ。バカの言葉に耳を貸す必要なし。

オンラインゲーム運営側も国民に娯楽を提供する優しい団体じゃないわけです。
オンラインゲーム中毒を如何に生産し売り上げをたてるか。さっきと全く一緒。商売人です。

2018年の日本長者番付ランキングベスト50にしっかりスクウェアエニックスも入ってるからね。まぁ別にFF14だけで売り上げ立ててるわけでもないし、2017年から2018年はスクエニ結構ヒット作品出してたから別の話なんだけど。ドラクエ11めっちゃ面白かったしね。

でも、FF14という害悪オンラインゲームの売り上げも単純計算すると、それはそれは莫大ですよ。

ここまで読んでオンラインゲーム中毒とパチンコ依存症、どこか違うとこありますかね。ないですよね。一緒。全部一緒。病気。

依存症を治すには自分が変わること

ここからこの話の結論なんですが、何回も言いますがオンラインゲーム中毒は完全に病気です。治すには並大抵の努力では治りません。

治す方法は、

病気にかかった本人が”変わりたい”と思い自ら行動すること。

これしか方法はないです。とにかく変わりたいと思ってください。
その思いが大きな一歩を踏み出すきっかけになります。

これを読んでも変わる気ない。自分はオンラインゲーム中毒じゃない。と思った人は残念ながらもう無理です。馬鹿につける薬はないってやつです。

そのままオンラインゲームの世界に身も心も投じて好きに生きてください。

そして最後は誰にも迷惑かけずに首でも釣って死んでください。

オンラインゲーム中毒者との向き合い方

ここからはオンラインゲーム中毒者の周りの人の正しい向き合い方です。

どうでもいい人なら関係を切る。

で済むので簡単な話ですが、それが自分の親、息子、娘、彼氏、彼女、旦那、嫁、となるとすぐには切れない。情が湧いてしまうのもまた現実。

そんななかなか切れない関係の人への正しい向き合い方です。

俺が実際に、元嫁にまだ不倫される前に向き合ってた時に学んだ備忘録でもある。


あ、もう一度言いますが、別にどうでもいい人・・・。
どうでもいい人の定義は人それぞれですが、例えばたまに会う友人とか、会社の同僚とかですかね。

そんなかんじの別にどうでもいい人がオンラインゲーム中毒の人だったら、もうさっさと関係を切っちゃってください。

基本オンラインゲーム中毒の人に何を言っても無駄なので、中途半端に絡んでるとオンラインゲームに勧誘されたりで面倒くさいし害しかないので。

キレると逆ギレされる

では、まず最初に先ほども書いたように、

本人が変わる気がないのに、

オンラインゲーム辞めろ!

オンラインゲーム中毒になってるぞ!

とか注意したり怒ったり、目の前で泣いたりした所で何の効果もありません。むしろ逆効果になる可能性が高いです。

どうせ、現実世界のやつらが辞めろってうるさいんだよねーwww、とオンラインゲームの仲間たちに愚痴るだけです。

オンラインゲームの仲間たちももれなく中毒者という浮浪者の溜まり場みたいなもんなんで、

わかるわー現実世界のやつらうぜーよなぁ。

みたいな傷の舐め合いが、オンラインゲーム内のチャットやボイスチャット内ではじまります。ますますオンラインゲームの世界へと夢中になっていくだけです。

人間は怒られると反発したくなるものです。怒られない楽しい憩いの場、みんな仲間。つまりオンラインゲームの世界へ更に足を踏み入れるのは当然のことです。

ネット回線解約とか、ゲームの筐体壊すなどの強行パターンはもちろんオススメしないです。

頭の狂った中毒者は何をするかわかりません。神経を逆撫でしないように様子を伺いながら優しく向き合うしかないです。

しかしこれがかなり難しいです。

オンラインゲーム中毒者の人を、元に戻してあげたいと願う俺たちも人間です。

感情があります。つい怒ったりしてしまうものです。当然です。

しかし怒ったとこで逆効果でしかないので仏のような心で向き合うしかないです。

何度でも言いますがオンラインゲーム中毒を治すには本人が変わりたいと思うことです。ほんとこれしかないです。

本人が変わりたいと思ったら、新しい趣味を見つけるためにいろんな事に挑戦してみる。いろんな人と現実世界で会話をしてみる。

など改善に向かっていく方法はいくらでもあります。


まぁ実際はそんな簡単に事が進む可能性は少なく、最初は他のことに挑戦してみてもオンラインゲームのが楽しいと思いオンラインゲームの世界に戻りたくなる衝動に襲われるかもしれませんが、そこは根気です。

徐々にいい方向に進むと思います。それに寄り添ってあげてください。

本人の変わりたい気持ちがあれば大丈夫です。本人がオンラインゲームを辞める気はないのにむりやり別のことさせようとしたところで絶対に治らないので、あくまで本人が変わりたいと思ったあとのステップです。

ただここまで読んだ人は、いったいいつになったらオンラインゲーム中毒の人が変わりたいって思うようになるんだ!って思うに違いないですね。一日でも早く変えてあげたいと思う気持ちもすごくわかります。俺もそうでしたので。


でもこればっかりは本人次第なのでなんとも言えません。

オンラインゲームに取り憑かれているうちは無理でしょう。

俺たちができる事は見守ること。ただそれだけ。

もしくはオンラインゲーム中毒者は聞く耳もたないでしょうが、独り言のように隣に座り現実世界であった楽しかった事を言ってみるとかも効果あるかもしれません。

もしそれが中毒者の心に響けばことが進むかもしれません。

でもだいたいは無理です。

本人がそう思うのを基本的には待つしかないです。

いつそうなるかわからない不安で、こちらも限界が訪れるかもしれません。


もし本当に待つことに限界が来た時は、心苦しいかもしれませんが例え大切な人だとしても関係を切るべきです。

それが息子、娘なら家を出て行く。

出て行けと言うより、自分から出て行ったほうがいいかもしれません。

出て行けと言うと逆上して何をするかわかりません。ひきこもり支援サポートのような場所もあるみたいなので相談してみるのもいいかもですね。

それが彼氏、彼女、旦那、嫁ならさっさと別れましょう。

簡単に言うなと思うかもしれませんが、お互い好きで結婚、付き合ったはずなのにその最愛の人を放置してオンラインゲームの世界のよくわからない人たちと世界観に夢中なわけです。仮にオンラインゲーム中毒から脱却して安息な日々が訪れたとしても、過去に最愛の人を放置してまでオンラインゲームごときに夢中になった人ですよ。

絶対また別のことで問題が起こりますって。

俺のブログを最初から読んだ人ならわかるとは思いますが、俺はオンラインゲーム中毒の元嫁をどうにかしようと最後まで奮闘し、結局オンラインゲームがきっかけで不倫されて離婚という最悪のケースで幕を閉じています。

さっさと見切って結婚前に別れておけばどれほど楽だったことか

これ全部実体験に基づいてのアドバイスですからね。



人間というのは誰でも謎の自信を持っています。

例をあげると、普通に考えてたった今世界中でいきなり食料がすべてなくなるなんてことはないですよね。

でもそんなことないと考えてるのは俺たちの謎の自信なわけで、実際はこれを読んでる瞬間から食料がなくなるかもしれません。

元嫁に置き換えると、旦那は私がオンラインゲームに夢中でも、絶対に私を捨てたりしないだろう。大丈夫大丈夫。ってかんじの謎の自信があったと離婚する数日前に言ってましたね。

世の中には山ほど男と女がいます。最愛の相手だったはずのあなたを放置し、画面に向かってオンラインゲームしながらボイスチャットしてるゴミクズのみっともない姿を見て御覧なさい。

あなたをもっと幸せにしてくれる相手はこの現実世界の至るところにいます。
さっさと別れちゃいましょう。

軽く言ってるように聞こえるかもしれないですが、精神衛生上これが一番楽です。

それでもあなたが、今そこで画面に向かってオンラインゲームをしているオンラインゲーム中毒の人しか愛せない。私が必ず幸せを取り戻してみせる!と言うなら別に無理に止めたりはしません。

俺も恋愛に一途な人間だったので気持ちはすごくわかりますし、一途な恋愛は本当に素晴らしいことだと思います。99%幸せは訪れないですが、どうぞ最後までその相手に寄り添い、精神を病んで苦しめばいいと思います。


いかがでしたでしょうか。
今回はオンラインゲームの恐ろしさについて2回にわけながら過程から末路、寄り添い方について書いていきました。

今回のまとめ。

・オンラインゲーム中毒は病気。なかなか治すことは難しい。

・治す方法は本人の意志のみ。外部の人間が治すのはほぼ不可能。

・無理だと思ったらその相手から離れることも大事。

このあたりだけ頭に入れておけば、大丈夫だと思います。

最後になりますが、趣味というものは人間が生活していく中でとても大切なものです。

ただそれが人を傷つけるものであってはならない。

これが大事なわけです。

ギャンブルやオンラインゲームも趣味といえば趣味です。

しかしそれが、日常生活をまともにできないくらい中毒性の高いことが問題なわけで、それは趣味ではなく害悪でしかないのです。

もちろん別の趣味、

例えば俺の趣味のひとつでもあるアニメ鑑賞を例にして書くなら、普通にアニメを見たり日常生活ができる程度にグッズを買ったりするなら趣味ですが、借金してまでグッズを買ったり友人と大事な食事の約束を無視してまでアニメ鑑賞したりするのは趣味ではないと考えています。

生活と趣味の両立ができてこその趣味です。

その両立ができない人が大量発生してる、というか大量発生するべくして大量発生してるコンテンツだからこそ、ギャンブル依存症、オンラインゲーム依存症という趣味という言葉ではなく依存症という言葉で世間で言われているわけです。

言い方を変えれば誰でも依存症になる可能性はあります。

恐ろしくないですか?

ギャンブルをするな、オンラインゲームをするな。とは決して言いませんがそれなりの覚悟は持っておいたほうがいいかもしれません。今は関係ないと思ってても次に大切な人を傷つけるのはあなたかもしれません。



いや、やっぱりはっきり書こう。
絶対するな。特にオンラインゲームは。

今回の記事結構よく書けた気がするから書籍化のオファーお待ちしてます。


ではまた。

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