コロ辞苑作った時の話

面白い話

どうも、ジスさんです。


タイトル聞いたら何言ってんだこいつって感じだろうが、コロ辞苑とは、コロコロコミック+広辞苑だ。


そう、俺は中学校時代コロコロコミックを広辞苑にした事があるのだ。

俺はガキの頃数々の挑戦をしてきた。

前記事でも書いているが、リコーダーの魔術師になったりパンチラリーダーになったり。
まだ書いていないが、自家製空気清浄機を作ったり、まだまだたくさんの事をやっている。

それはそのうち執筆予定だ。


今回は俺の過去の挑戦シリーズからひとつ、おまいらに紹介していこう。


コロコロコミック


ご存知、男の子の愛読書だ。

俺はコロコロコミックとコミックボンボン両方買っていたが断然コロコロ派だ。

コロコロコミックは幼稚園の頃から大学2年まで買っていた。

俺が未だにくだらないことが好きなのは、コロコロコミックに影響されている部分が強いのではないかと推測している。



広辞苑

こちらもご存知。日本最大の国語辞典だ。20万以上の言葉。3000ページ以上の重量感。ガキの頃広辞苑を読む事に情熱を注いでいた時期もある。

しかしこいつの真の用途は鈍器だ。

コロコロコミックを広辞苑にするまでの軌跡

ここからが本題。

時は遡り俺が中学生になってすぐの出来事だ。

現在もだが、俺は当時も、それはそれはオナニーを愛していた。

暇があれば俺の立派な大蛇を愛で、オーロラの輝きを放つ精子をティッシュ内に放出させる日々を送っていた。

しかしこの時は俺はまだオナニーは恥ずかしい事だという認識があった。

オナニーが恥ずかしいという認識は、オナニーを後に親に見られた時に消え去る事になるのだが、当時は俺の大蛇がブレスを吹く瞬間、ブレスを吹く準備をすることはとても恥ずかしく思っていたものだ。


用心深さ検定1級の俺が最初に思ったことはティッシュの量が尋常ではないこと。

さすがに毎日の射精でティッシュの量を大量に消費すると、親も怪しむのは簡単に想像できる。

当時1日平均オナニー回数が3.3回だった俺。
1回の射精でティッシュを3枚消費すると過程して、1日にオナニーだけで平均10枚ものティッシュを使用する計算になる。

200枚入りの箱ティッシュが一瞬で底をつくのだ。鼻セレブどころのセレブさではない。



そこで俺が開発したのがコロコロコミックに射精するという方法だ。

具体的に説明すると、射精した精子を受け止める物をティッシュからコロコロコミックに変えるという方法だ。

この方法には素晴らしい部分がいくつも存在する。
順番に見ていこう。

ティッシュを使用しない

射精した精子はコロコロコミックへ。

コロコロコミックは平均700ページあるので見開きの状態で、350回分のオナニーで放出した精子をふんわりキャッチしてくれる計算だ。

環境問題

ティッシュは一箱200枚入りが一般的だ。

1日に10枚ティッシュを使うと過程すると、20日で使い果たしてしまう計算になる。

しかしコロコロコミックに射精した場合はどうだろう。

見開きにして350回分の精子を受け止めてくれるということは、コロコロコミック一冊で、なんと驚きのオナニー116日分に匹敵するのだ。

1日3.3回のオナニーでも約4ヶ月もの長い期間を一冊の読み終わったコロコロコミックが優しく受け止めてくれるのだ。

果たしてこれ以上のエコロジーが存在するのだろうか。

俺は早速実践することにした。

こうしてコロ辞苑は生まれた


そうと決まれば話は早い。

俺は決断した日からオナニーによって発射された精子の受けとめ窓口をティッシュからコロコロコミックへと変えた。

最初のページを開いて射精


コロコロコミックの巻頭カラーページに俺の精子が弧を描き舞う。そして着弾する。俺の精子も着弾場所がいつもと違うという事に気づいたのだろうか。いつも以上に精子たちも元気そうに、鮮やかな弧を描き舞ったように感じた。

こうして射精し終えたら次のページを開き、精子を前ページと次ページをくっつけるようにファイリングしていくのだ。精子は糊のような役目と言ってもよい。

この工程を最後のページまで繰り返していくだけだ。


精子の濃さによってはページが完全に開かなくなる。
回数を重ねるごとに異様な臭いがしてくる。

というのが難点ではあるが、これを解決するにはもう読むことはないだろう号のコロコロをチョイスすることだ。そして精子もページとページをくっつける事に命をかけて頑張っているんだと思うと、精子が愛おしく感じ、臭いなど全く気にならなくなる。

むしろあの独特な臭いも風流にまで感じるようになる。


こうして俺はコロコロコミックに射精し続けた。

ただ我武者羅に己の肉棒をシェイクし続けた。

ページ数が後半になってくると、オナニーをしたいという性欲より、

コロコロコミックの最後のページに早く射精したい。コロコロ全ページに精子を放出したい。

という思いのほうが強かった。

これが職人気質というやつだろうか。

いうならば俺と精子とコロコロコミックの共同作業だ。

このプロジェクトは

”俺と精子とコロコロコミック”

どれかひとつが欠けても成立しない。

俺が途中で酷い臭いに耐えきれず精子の受け止め場所をティッシュに戻しても成立しない。俺のやる気がなくなると精子も途端に元気がなくなる。

そして途中放棄されて一番悲しいのは他でもない、コロコロコミックだ。

俺はコロコロコミックの最後のページに射精するまで絶対に辞めない。

ただそれだけを念頭に置き、ひたすらにオナニーした。




そしてついに時は来たのだ。
最後のページに射精する瞬間が。

俺はついにここまできたという達成感とは別に悲しさもあった。

ここまでやってこれたのは俺だけじゃない。精子。コロコロコミック1999年8月号。

みんながいたから俺はここまで頑張れた。

本当にありがとう。

俺はコロコロコミックの最後の、どのページに漫画が掲載されているか書いてあるページに全力で精子を放出した。


そしてついに完成した。



全ページ、俺の精子をファイリングした伝説のコロコロコミックが。

伝説の誕生だった。

この時の達成感は今でもよく覚えている。完成したコロコロコミックをぎゅっと抱きしめ一緒に喜びを分かち合った瞬間だ。


次の日。ふと完成したコロコロコミックを見た。

俺の精子によってボッコボコになって肥大化しているコロコロコミック。

コロコロコミックは紙だ。水分を含むとふやけてボッコボコになるのはおまいらもご存知のとおりだろう。

俺はおもむろに机にあった広辞苑を手に取りケースを外した。
そしてその広辞苑のケースに完成したコロコロコミックを入れてみた。




まぁなんということでしょう。

広辞苑のケースにそれはそれはジャストフィットしたコロコロコミックの姿がそこにはあった。



俺は思った。



コロコロ+広辞苑・・・コロ辞苑の完成だ、と。



俺は結局”通算4冊のコロ辞苑”を完成させた。

完成したコロ辞苑は結局高校入学と同時に廃品回収に出すことになるのだが、今もきっと俺のコロ辞苑たちはリサイクルされ、さまざまな資源として活躍しているに違いない。

そう思うだけで俺はこのプロジェクトに中学時代本気で取り組んでよかったと心底思う。


おまいらも日頃オナニーの際にティッシュを無駄にはしていないか?

いつものオナニーの際に使うティッシュを一枚減らすだけでいい。
そんな小さな積み重ねがきっと今の環境保全に役立つんだ。

むしろおまいらも俺を見習ってコロ辞苑を作ったほうがいい。

環境保全
達成感

すべてにおいてパーフェクトなんだよコロ辞苑は。


さぁ今日から始めよう!コロ辞苑エコロジー活動!!!

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