どうも、ジスさんです。
久々にブログを再開して思うのは自分の事を記録する事ができる。また、不特定多数の人に気軽に意見を発信できるのはとても魅力的だと感じています。
最初は暇つぶしではじめましたが、とても俺の中ではいい時間です。
さて今回のテーマは、俺が不倫された時の話⑤
ということで前回の続き。
例によって①から読む事推奨。
レボをこちらの味方につければかなりの戦力になり情報を得る事ができると考えたのです。
ラブホテルの部屋番号も聞き出す事ができるかもしれない。
しかし、元嫁と高校の同級生であるレボ。俺は顔も知らない赤の他人です。
まともにとりあってくれるでしょうか。
もしレボが元嫁の味方であり続けるなら俺から連絡がきた、という事を元嫁にリークされラブホテルの部屋番号を聞き出せないどころか、更にとんでもない事になるでしょう。
まさに博打状態でした。
しかし気づいた時には、勝手にレボのツイッターのDMページに文章を打ち込んでいました。
この時の俺の謎のハイテンションは未だ継続中。
何が何でも証拠を掴む。
ただただその一心だけです。
はじめまして。元嫁の旦那の◯◯といいます。先ほどの生放送拝見していました。お聞きしたい事がありますので◯◯◯◯←電話番号までご連絡ください。
こんなかんじでDMを送りました。
あとは連絡があるのを祈り待つしかありませんでした。
待っている間は、元嫁とフォレストのLINEのやりとりなどをスクショにひたすら保存していく作業です。
待つ事10分。
知らない番号から電話。レボです。
レボ『え?元嫁、結婚してたんですか?じゃあさっきの男誰ですか?てっきりカラオケに迎えに来た人、彼氏かなんかだと思ってたんですが』
俺『全然関係ない人です』
レボ『え?え?だって私、元嫁が酔っ払ってヤバかったからあの男と泊まる予定っていうホテルの部屋まで心配だから着いていったんですよ?あれってもしかして・・・』
俺『不倫です』
みたいなやりとりをしてたと思います。
要約すると、
・レボは元嫁が結婚してる事すら知らなかった。
・迎えにきた男が彼氏だと思っていた。
・レボは泊まっているラブホテルの部屋番号を知っている。
こんなかんじでしょうか。
ぶっちゃけ知ってて嘘を言ってるのかと思ってましたが、レボはめちゃくちゃブチギレ状態。
タクシー代全部払うんで住所教えるのでとりあえず家まで来てもらっていいですかという俺の意見にも快諾。
文章では説明しづらいですが、あのレボのキレ方から想像するに本当に何も知らなかったんだと思います。
逆に考えるなら、元嫁はスムーズにフォレストと会うようにレボを利用したと考える事もできます。
結婚した事を隠していた事を考えるとそう考えるのが妥当でしょう。
RPGゲームでもそうですが、仲間が増えた時というのは本当に嬉しいものです。
しかもラブホテルの部屋番号まで知っている。
RPGゲーム風に言うならラスボスの部屋の鍵を持ったキャラが仲間になったような状態です。
役者は揃った・・・
しばらくしてレボ到着。
挨拶もそこそこにとりあえずレボに元嫁とフォレストのLINEのやりとりを確認してもらいました。
考えられないとの返答。まぁ当然ですね。
レボは元嫁が結婚してた事すら知らなかったので、とりあえず最近の元嫁の行動、まぁブログで言うなら②〜④くらいまでの内容をレボに話します。
逆に俺はレボから今日元嫁と会ってからの行動。フォレストの特徴、そしてラブホテルの部屋の番号まで詳しく聞き出します。
レボは、元嫁とフォレストがラブホテルの部屋に入り元嫁のゲロまみれの服を洗い、その後退散したそうでその後何がおこなわれているかは知らないようでした。
あまり時間がないな・・・。
俺たちはラブホテルに突撃する計画をたてました。
3人で考えた作戦は以下のとおりです。
俺が普通に突撃する。
レボは俺の突撃から5分後に元嫁があまりにも体調が悪そうだったから心配になって戻ってきた。
という事で部屋にきてもらう。
そこで謎の男、つまり俺がいる事に気づく。
俺の素性を説明しフォレストは不倫相手なんだよって事を説明する演技をし、俺とレボで二人を徹底的に理詰めする。
万が一逃げた時のために捕らえるためにシュリンプ外で待機。
このような作戦になりました。
結構むちゃくちゃな作戦ですが、俺たちが咄嗟に考えるのはこれが限界でした。
俺『突撃する前にもうひとつだけやりたい事があるんだけどいいかな?』
ハイテンションにハイテンションを重ねた俺が突撃する前にもう一個やりたかった事。
それは”不倫の内容は全部知っている 。今からそちらに向かう予告”です。
正直そのまま突撃したほうが相手の動揺を誘えるので効果的かもしれないですが、この時の俺は動揺より恐怖心を元嫁とフォレストに与えたかったのです。
元嫁に電話しる俺。
すぐに元嫁は電話に出ました。
ベロベロに酔っ払っている声でしたが、あえてそこには触れずにいくスタイルで攻めます。
元嫁『どうしたのー?』
俺『突然声聞きたくなってさーww今どこにいるの?』
元嫁『レボの家だよー!今日泊まるって言ってたじゃん!(半ギレ)』
レボの家にいるはずがありません。
レボの家には今誰もいません。
俺『そういえばそうだったねww今一人?』
元嫁『レボの家にいるんだからレボがいるに決まってんじゃん!なんなのいったい?』
いるはずがいません。
レボは今ここにいます。
スピーカーにしていたので電話を聞いてるシュリンプとレボの、あぁこの女もう駄目だわって顔でこちらを見ていました。
そろそろミサイル落とすか。
俺『え?でもお前のLINEにフォレスト君とラブホテルにいるって書いてあるよ?レボちゃんもいるの?』
訪れる静寂。
多分時間に換算したら数秒なんでしょうけどとても長く感じました。
元嫁『は?え?何が?』
しらを切る元嫁。
まるで戦争で目の前に敵がいてどう考えても勝ち目がないのに最後の抵抗をしてる人のよう。
俺『あんまり俺を舐めないほうがいい。全部知ってるからね。部屋の番号も知ってるよ。とりあえずフォレストに電話代わりな。』
元嫁は頑なに抵抗していましたが、横でフォレストもおそらく聞いていたのでしょう。
電話の相手が変わりました。
フォレスト『本当に申し訳ございませんでした。』
俺『あ、フォレスト君?謝って済む問題ではないですからね。とりあえず今からすぐにそっち行くんでそっちで話ましょ。逃げないでね?』
とだけ伝えて一方的にこちらから電話を切りました。
今となってはこの電話はしなくてもよかったなぁとか思っています。
やっぱそのまま突撃したほうが恐怖心を余計に与えられたかなぁとか。
何はともあれ最終決戦。魔王城に乗り込みます。
俺『お待たせ。行こうか・・・。』
雨という悪天候。そして最終決戦という緊張感。
しかし不思議とラブホテルに向かう俺たちの足取りは軽く、降り続く雨も一切邪魔にかんじませんでした。
今回はここまで。続きはまた次回。
次回も全力で読め!そして感じろ!!じゃあの!!!
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