どうも、ジスさんです。
おいお前何言ってんだ、今2022年やぞ。って話なんだけど毎回恒例でやってたアニメ総評まとめ&個人的感想記事なんだけどブログめっちゃ放置してたので今更投稿。
今回は2021年夏アニメです。
要するに去年の夏アニメたちですね、えぇ。
若干俺もすでに忘れかけてるアニメもあるゆえ、レビュー適当になるかもだけど許してクレヨン王国ってかんじでごじゃります。
※個人的な感想なので苦情等は一切受け付けません。
2021年9月に終わった作品で俺が追ってた作品を抜粋しています。ゆえに今期だと2クール目突入してる白い砂のアクアトープとかは対象外。俺が途中で切ったやつは書いてません。
一応10点満点でつけてて9点以上で名作。
8点以上で非常に楽しく視聴できた。
7点以上でまぁまぁ楽しく視聴できた。
くらいの基準で勝手に点数つけてますが、まぁまぁ適当です。
総評
放送開始前はめっちゃ楽しみにしてたの多かったんだけど、蓋を開けてみたらそんなに面白かった作品がなく、いろんな意味で話題になった作品が数多くあった期。
下で書くんだけど、めっちゃ期待してた例のあれがもうどうしようもなかっただけに本当あれ。(語彙力)
では個別に。
ぼくたちのリメイク
6点/10点
凡人ゲームディレクターの主人公が芸大に受かった時の合格通知見たら10年前に戻って大学生活をやり直す的な話。
めちゃくちゃ面白くなかった。
タイムリープに一番重要だと思ってる過去や未来との掘り下げがあんまない。まぁこういうアニメにそこを期待しても無駄なのかもしれんけど。
主人公が子どもいるのに、そこすらやり直そうとしてるのがめっちゃ気になる。せっかく女の子キャラクター可愛いのにあんまりキャラクターの魅力を掘り下げてないし。
あとGod knows流せばオタクが喜ぶと思ってそう。
どうした小林。初代うたわれやsolaの頃の活気はどこにいったんや。
誰しも過去に戻って人生やり直したい願望はあるので、それを題材にしたのは結構面白かったんだけどそれだけ。テンポは悪くないので何も考えずボーっと観てたら案外苦なく観れる作品かも。15年前くらいに観てたら結構ハマってたかもしれない。
あとOP曲は今期で一番好き。
ゲッターロボ アーク
6点/10点
あの伝説(笑)の真ゲッターから10数年後の話で、お馴染みゲッターロボシリーズの新作でごわす。監督はダイナミックプロ作品に多く携わっている川越淳氏ということで視聴前地味に楽しみにしていた作品。
昔のゲッターロボ観ていない人置いてけぼりな展開はさておき、世界観や話自体は前半はそこそこ面白いし、男臭いとにかく熱い展開。
ただそこに全振りしすぎててアクションシーンや作画がヤバい。
ストーリーに関してはゲッターシリーズはOVA含めアニメだけ全部視聴しているだけの身からすると過去のゲッターとか登場したのは素直に嬉しかったし5話くらいまでは普通に面白く観てたけど6話くらいからだんだん微妙になってくるし、最終回に至ってはよくわからない状況。一応新たな敵が現れて終わるので次回作への布石を打って終わったけど果たしてこのシリーズまだ続くのか不安な部分でもある。
とにかく熱さだけで乗り切ろうとした感があり、個人的にはどうも楽しめなかったなぁという印象でゲッターファンなら観てもいいかもしれないくらいのレベル。
探偵はもう、死んでいる。
6点/10点
4年前に起きた飛行機のハイジャック事件の被害者の一人である主人公。その飛行機の中で主人公がシエスタという探偵と出会って色々あって主人公がシエスタの助手になって、世界を旅する。
その旅の中でシエスタは死亡。
シエスタが死んでから平凡な生活に戻った主人公だけど、ある日人探しを依頼されるところから物語が進んでいく。
これだけは言わせてくれ。
シエスタがとにかく可愛い。それ以外は本当に何もない。
まず1話段階では推定トップクラスの面白さ。キャラも可愛いし作画やアクションシーンのよさ。今後のストーリー展開はワクワクすること間違いない。
ただね、話が進むごとにだんだん雲行きが怪しくなってくる。
結局ね、このアニメはなんなんだい。
原作は未読なんだけどタイトルとか1話のかんじ観る限り少しだけアクション要素の入った推理アニメと思ってワクワクしていたんだよ。だんだん話広げすぎて収集つかんくなってる。
推理要素とかはそんなにないので期待はずれというかね。結局何がしたいのかねっていう結論に落ち着いちゃう。
ただね、シエスタは本当に可愛い。ついでに唯も可愛い。
一応最終回ではストーリー自体は収集がついたのでよかったかなって思ってる。ただ色々とモヤモヤする部分があるので機会があれば原作でも読んでみたいなって思う。
※追記
誰が期待していたか知らんけど2022年7月にまさかの2期制作決定である。気になる方は今のうちに1期を。
小林さんちのメイドラゴンS
7点/10点
みんな大好き、小林さんちのメイドラゴン2期。
新キャラのイルルも加わり、ますますドタバタした小林さんとトールたちの日常生活が繰り広げられる。
まぁ言うことないっすね。ほっこりして安定して毎週楽しく視聴できる。
相変わらずカンナちゃんはありえんくらい可愛いし。
本当なんなんこいつ。犯罪やろ。32歳のおじさんを犯罪者にするつもりかね。
人間とドラゴンの異色の日常アニメなんだけど、1話1話があっという間で鬼テンポいいのでアニメ普段あまり観ない人にも安心しておすすめできる作品でごわすね。
そして相変わらずfhanaのボーカルが俺の親戚に激似で毎回CM見る度に笑ってしまう。
ピーチボーイリバーサイド
6点/10点
誰しもが知る童話「桃太郎」をベースに、実質桃太郎であるミコトと実質お供であるサリーの冒険活劇である。
小林さんちのメイドラゴンに続く、クール教信者原作のアニメ。
原作好きで読んでたってのもあるんだけど、ストーリー自体は俺は結構好きな作品。
このアニメの問題点はまぁ観てた人なら周知の事実だとは思うんだけど、時系列がめちゃくちゃという部分に限る。
観てない人に説明すると原作が未完のため、本来のストーリーの時系列の順番を変更しているという謎の試み。ゆえに前回の続きとか関係なしで話がごっちゃごちゃなので誰もついていけていない状況という。原作読んでた俺でもこれは全く意味がわからんし、正直放送当時にちゃんと物語を理解できていた人挙手してほしい。絶対誰もいないから。
dアニメストアでは時系列ちゃんと元に戻したverに改変して配信されているようで、そちらならまだストーリーわかるかもしれんね。観てもわかるかどうかは謎。
原作は普通に面白いし、ちゃんとやればそこそこ人気になりそうな作品だっただけに残念でしょうがない作品である。おとなしく原作を読むかdアニメの配信版を観ようね。
死神坊ちゃんと黒メイド
7点/10点
子どもの頃、触れたものは全てを死なせてしまう呪いをかけられてしまった貴族の主人公に、仕えるメイドのアリスが逆セクハラしまくる話。
簡単に言うならエロに特化した、からかい上手の高木さんである。
監督の山川がアニメ雑誌かネットの記事で視聴しながら「いいなぁ」と思っていただけると嬉しいって書いてた気がしたけど、マジで視聴しながらいいなぁと思いながら観てましたね、えぇ。(まぁ俺は逆セクハラされたら死んでもいいから触るけどね)
と言っても物語が進むに連れ、ただの逆セクハラおちゃらけアニメというわけではなく、アリスの主人公に対する愛情が感じられ、ある意味での禁断の恋を描いた作品として異色の切ない恋愛アニメとして個人的にはそこそこ楽しく視聴できた。
ただ、少々ストーリーの根幹で謎というか、解明できていない部分もあってモヤモヤが残る部分もある。原作読んでないんだけどまだ続いているとのことなので、続きは原作でってことなのかしらね。
ともあれ、可もなく不可もなく楽しく視聴できた作品かな。
追記
こちらも2023年に2期放送決定とのこと。気になる人は今のうちに1期をば。
かげきしょうじょ!!
7点/10点
宝塚学校に入学した少女たちが憧れや希望、葛藤し日々奮闘するアニメ。
今期の覇権アニメと言っても過言ではない密かな人気っぷりで一部の人々を騒がせていたんだけど、その人気に臆することなくどのキャラにも感情移入しやすく非常に良かったと思ってる。
宝塚学校の厳しさを結構リアルに表現してて宝塚の学校って厳しいってのはよく聞くけどマジでこんなかんじなんだなぁと勉強になる部分もあり、1クールじゃ少ねぇんだよ!ってかんじ。
まぁ俺もほぼ女子高出身の人間なもんでね、こういう学校だと女子特有の陰湿な雰囲気を途中出してくるのかと思いきや全くそんなことはなく、どのキャラも夢に向かってひたすら切磋琢磨するかんじがいいよね。嫌なキャラがいない。
さっきも言ったんだけど1クールという特性上、個別キャラにスポット当てた回もどれもストーリー的にすげぇいいんだけど、掘り下げが少なく感じたのがちょっと残念。あと個別キャラにスポットあてた後オーディションはマジで全員選ばれてほしい気しかしないんだけど、そこはオーディション。視聴者にも現実を突きつけられるわけよ。いい意味で憎い演出よね。
作画も申し分なく、間違いなくおススメできる作品と思う。
ひぐらしのなく頃に卒
6点/10点
“ひぐらしのなく頃に業”の解答編にあたる今回の”卒”
以前のレビューや個別で記事にしたくらい”ひぐらしのなく頃に業”はマジで素晴らしかった。ひぐらし新規のユーザーにも配慮しつつ、ひぐらしという作品の既存ユーザーや、僕たちのような07th信者のユーザーにとっても驚きの展開やストーリー。本当に毎週ワクワクだった。
そしてその解答編にあたる今回の”ひぐらしのなく頃に卒”
面白くないわけがない。
さぁ数々の伏線の答え合わせ、そして物語の結末といこうではないかっ!!!!
↑最終回視聴後の俺
いや、これはいったいなんだったんだろう。
たしかに”業”での伏線はしっかり回収しているし途中までは楽しみながら観ていた。12話まではめちゃくちゃよかったんだ。
問題は13話からである。
かなり賛否両論あるとは思うんだけど、個人的にあれはない。特に13話Bパートはいろんな意味でめっちゃ面白い。
簡単に説明しづらいんだけど13話で一気にバトルアクションものになり、最終回で喧嘩後の男同士の友情が芽生えて仲良くなるみたいなそんな感じ。
最終回の島宮えい子が唄うyouが流れた瞬間、俺にはただ虚無感だけが残った。
13話と最終回を除いてはかなりいい出来だったし、ひぐらし業で気になってた伏線のほとんどをしっかりと回収できていたのはよかったと思う。ただ”業”と”卒”のストーリーの根幹となっていた沙都子と梨花の話があれじゃあやっぱり寂しくはあるよね。
まぁ今思えばあの終わらせ方でしか収集がつかないよなぁとも思うから、あれはあれでよかったのかもしれない。いや、やっぱねぇわ。
まぁひぐらしは無限に話が作れるのがひとつの魅力だと思うし、正直”業”に関しては久々に脳みそグチャグチャになって心臓飛び出るくらいワクワクしてたので、”業”と”卒”トータルとして考えたらそこまで悪くなったのかもしれないとか思えてきた。
また何かの機会にひぐらしの新作アニメ出る際は期待したいところだね。僕たち07th信者は次のかけらへと向かうだけ。
Sonny Boy
7.5点/10点
少年少女たちの新たな漂流物語が始まる―
突然主人公の長良君や転校生やクラスメイト全員とともに、学校ごと異次元に漂流してしまい、異次元に漂流したことにより各々が特殊能力に目覚め、その能力を得たことによりどうにかこうにか試行錯誤しながら異次元漂流生活からの脱出を試みる話。
なんだかんだでトータルで考えたら今期一番面白かった作品。スペースダンディとかの監督やってた夏目真吾が自ら原作やって監督やった結構すげぇ作品。
1話から超絶伏線はりまくり考察捗りまくりの超俺好みのアニメで、6話で長良たちが卒業してから一気に話がややこしくなるというか、物語の中枢に触れて面白さが増してくる。
夏目真吾のインタビューで語られてたけど、今まで決まったルールやいろんなものに守られていた中学生の状態から社会に放り出される心情を描きたかったってのはとてもよく描けててよかったと思う。
ほんで7話以降なんだけど、ちょっと不可解な点が多い。不可解な部分を羅列していくとネタバレになるから控えるんだけど、夏目真吾自身がよくわからないから皆さん自身で感じとってねって言ってるから誰もわからない。ていうか作者がそれ言うなよ。
ただsonny boyのテーマは多分『この社会は変えられないけど、お前らの行動次第で社会への見え方は変えることができる』みたいなかんじだと思ってて、そう言った意味では最終回での長良の選択はめちゃくちゃ納得できるし、1話からずっと見せられた長良の成長が垣間見える瞬間だったような気がしてる。ゆえに俺はハッピーエンドでもバッドエンドでもないあの終わり方は結構好きだったんだけどね。
一期前の同じ超絶考察系アニメのワンダーエッグプライオリティが本当最高のアニメだったので、どうしても比較してしまう部分があるんだけど、これはこれで結構面白かったので毎週楽しみに観れてました。毎期こういうアニメ一個はほしい。
以上でございますー。
それでは皆さん、また3ヶ月後にお会いしましょう。