どうも、ジスさんです。
毎期恒例にしていきたいアニメ個人的総評のお時間です。
投稿が少し遅くなってしまい既に冬アニメ1話も出揃ってきたので今更感あるけど、前期のアニメを振り返っていこう。
今回は2022年秋アニメです。
※個人的な感想なので苦情等は一切受け付けません。
2022年12月に終わった作品で俺が追ってた作品のみを抜粋しています。
ゆえに不滅のあなたへ、うる星やつら等は対象外。
また、艦これ延期、異世界おじさんに関してもまたしても最終話延期が決まってしまったゆえ対象外。
一応10点満点でつけてて9点以上で名作。
8点以上で非常に楽しく視聴できた。
7点以上でまぁまぁ楽しく視聴できた。
くらいの基準で勝手に点数つけてますが、まぁまぁ適当です。
今回は年度末なので1年のアニメまとめもちょっとあるよ。
総評
めっちゃ豊作。
仕事辞めて比較的暇になったから観てるの多いってのもあるけど、かなり面白いアニメ多くてここ数年では一番に当たりが多い豊作年だったのではないかな、と。
思うのが相変わらず異世界ものが多すぎる。あと20年前に流行ったエロゲのようなストーリーをアニメ化した作品が最近増えてきてないかい?と思うのだがいかがだろう。
異世界ものは基本好きじゃないから数多くは観ないんだけど、あの頃エロゲ的ストーリーが増えてるのは嬉しい限りではあるけどね。
もしかして流行と同じで、もしかしたら数年後エロゲが業界的に最熱するのではないかと睨んでたりするんだけど、多分ない。
では個別評価。
忍の一時
6.5点/10点
平凡な主人公である一時が中学の後輩である里美ちゃんから告白されるが、実は里美ちゃんは甲賀の忍者で、一時は暗殺されそうになる。なんとか助かった一時だったが実は一時は伊賀の忍者の後継者であることが知らされたことから物語は始まる。
DMMとTROYCAの合作であるオリジナルアニメで最序盤と後半は結構面白かったゆえにワクワクしてたんだけど、蓋を開ければなんとも微妙すぎる作品。
まぁ忍者系アニメなので色んなキャラがどんどん暗殺されていったり戦闘したりは普通にいいし、裏切り者は誰かを推測して観ていく分には結構面白い(それにしても雑だけど)と思うんだけど、結局はただのハーレムアニメ。
もうちょっとワクワクさせる展開が欲しかったというか前半のどうでもいい話が長すぎて視聴が結構ダルくなってくる。もっと物語の中心になる部分のストーリーを濃くしてほしかったなって思う。
ていうかそもそも暗殺される寸前まで忍者の後継者であることを隠してて、暗殺されかけてから真実を伝えるの悠長すぎやろ。忍者の英才教育させんかい。
あと主人公が結構ウザい。これは好き好み分かれると思うのでこれ以上は触れまい。女キャラは個人的に結構可愛いキャラ多かったし作画はいいのでそこは満足でございます。
ストーリーがとにかく残念だった作品。結構期待してたんすけどね。
転生したら剣でした
6.5点/10点
交通事故で死んだ主人公が転生したら剣で、猫耳少女と冒険したりする話。
もうそれだけ。主人公が転生したら剣だった。それだけ。
個人的になろう系異世界転生ものがあんまり好きじゃないっていう理由もあるんだけど、ただただ微妙だった。
メインヒロインのフランは正直めっちゃ可愛い。
ストーリーも本当によくある親の顔より観た異世界転生。特に語ることもない。もうちょっと捻りないんですかね。
ただメインヒロインのフランは正直めっちゃ(ry
ちなみに2期が決まっているらしいので、まだ視聴していない人は今のうちにどうぞ。
あまり異世界転生系にこれまで触れてこなかった人には結構おススメできるかも。結構サクサク観れるのでそこらへんはおススメ。
夫婦以上、恋人未満。
7点/10点
ギャル嫌いの主人公・渡辺が通う高校の伝統的な授業である『夫婦実習』。ランダムな男女とペアを組み疑似夫婦として生活する夫婦実習だが、そこで主人公が苦手とするギャルである星とペアになることになり絶望しながらも徐々にお互いの良い部分にも気づいていく、という超絶ぶっ飛び設定ラブコメアニメ。
超絶ぶっ飛んでいる内容であるが、ひと昔前のエロゲみたいな設定は個人的に結構好き。
展開は超絶遅い。ぶっちゃけめんどくさいなら1話とラスト3話くらい観れば問題ないレベル。
あとはキャラに感情移入できるかヒロインが好きになれるか。であるが女キャラはギャル愛好家の俺としては結構可愛いなって思うんだけど、主人公が典型的なヘタレ主人公なのでイライラする人はめっちゃイライラすると思う。この辺は2000年代エロゲユーザー民にとっては懐かしさすら覚える。
かなり好みは分かれるアニメだと思ってるんだけど、果たして最近の若い世代の方々にこの超絶設定アニメが受け入れられたのかどうか。設定が古いと言ってしまえばそれだけで片付いちゃうんだけどね。
キャラに感情移入さえできれば、あの頃エロゲユーザーはそこそこ楽しめる作品だと思ってる。あとキャラの苗字が全部福岡県の地名だからそこも元福岡民としては結構楽しめた。
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-
7点/10点
主人公のせるふちゃんが、廃部の危機にあるDIY部に入部してものづくりを通じてものづくりの楽しさや仲間の大切さを知っていく、最近増えてきたおっさん趣味+女の子を組み合わせたアニメ。
監督はかげきしょうじょ等でお馴染みの米田和弘。アニメ制作はPINE JAM。最近よく見るね。
無難に面白い。
ストーリー自体はDIY部の部員たちが色々ものづくりするだけの平凡なストーリーではあるんだけど、所々出てくるキャラのほんわかするエピソードやちょっと笑えるエピソードに癒される。
世界観もあと10年後にもしかしたらあるかもしれないor一部そうなってるかもしれない的な世界観でそこまで未来的じゃないのも好感もてるんよね。
そして結構ガチでDIYしてる。ここはおっさん趣味+女の子アニメの定番でもあるね。
アニメ全体の絵柄が独特でほわほわした感じ。作品のテーマとマッチしてて、これもこの作品の良さのひとつなのかなって。
俺はこの手のアニメで「よっしゃ俺もDIYしよ!」とはならないひねくり親父なんだけど、結構DIY楽しそうだなって思ったし実際DIYに目覚める人も多いかも。
安心して観れる安定感。仕事に疲れて帰ってきて観る癒し枠。そのうちワークマンとコラボ商品とか出しそう。
ぼっち・ざ・ろっく!
8点/10点
ネットでギターヒーローとして活動し、リアルでは重度のコミュ障だがバンド活動に憧れる主人公ひとりが高校生となり、学校の帰り道に虹歌に強引にバンドに誘われることから始まるバンド青春アニメ。
円盤の初動が16.000枚を達成し完全に2022年秋の覇権アニメになった様子。
円盤の売り上げが物語ってるけどかなり面白かった。文化祭でライブしたり作詞したりライブハウスで演奏したり路上ライブしたりとめっちゃバンドしてる。
演出が作品全体がかなりリアルを意識して作られててキャラの動きやキャラ同士のやりとりが非常に特徴的。
ストーリーもめっちゃ面白い。
ストーリー的には2話以降は各キャラにしっかり焦点あてて感情移入しやすく、そこからライブに向けて練習して葛藤しながらも成長してライブ成功。というお決まり展開ではあるんだけどすげぇ面白かったんだよね。
やはりコミュ障であっても人と関わりたいという人間の本来の姿が垣間見えたり、ライブやり切った時の感極まってテンションあがるかんじとか本当よかった。
一時前は楽器屋のバンドコーナー行ったらけいおん!のキャラが至るところに配置されてたけど、それがしばらくぼっち・ざ・ろっく!になると思うと感慨深い。けいおんの時も思ったけど久々にベース触りたくなるわね。
2期も間違いなく来そうなので楽しみに待ちたいところ。
ヒューマンバグ大学
7.5点/10点
平凡なサラリーマンだった主人公の佐竹が婚約者が浮気していると勘違いし婚約者と相手をぶち殺して死刑囚となったが運よく蘇生したところからはじまるアニメ。
原作全く知らないんだけど原作はyoutubeの漫画チャンネルらしくチャンネル登録者数は160万人くらいいるらしい。
制作はなぜか中毒性のあるアニメばっかり制作することでお馴染みのDLE。
アニメとしては同じDLE制作の鷹の爪とか観てるかんじに近いんだけど、ストーリーが非常に面白い。
要所に繰り出される雑学となんとも癖のあるキャラクターたちのやりとりが面白く気づいたら30分たってるみたいな感覚。話が一々ダークでストーリーが非常に面白い。
これを機にyoutubeチャンネル観てみたんだけど、そっちも結構面白かったので気になる方は合わせてどうぞ。
宇崎ちゃんは遊びたい!ω
6.5点/10点
主人公が宇崎ちゃんにウザがられながらゆっくり進んでいくラブコメアニメの2期。
胸が大きいだけの萌えキャラ事件も記憶に新しいが、もう4年もたってんのかいな。
相変わらず真一と宇崎ちゃんの微妙な関係に焦点を当てているが、2期にありがちな新キャラが結構登場したことによりメインの主人公と宇崎ちゃんの関係性にスポットを当てた回がちょっと少なくなった気がして、個人的には1期のが面白かった。
主人公と宇崎ちゃんの行く末を見守りたいんでねこちらは。
まぁ内容としては1期同様なかなかほぼ進展はないんだけど、そんな微妙な関係を温かく見守る系アニメ。あとは1期同様キャラが魅力的かどうかでハマれるかどうかにかかっている。3期もあってもおかしくはないかも。
犯人の犯沢さん
7点/10点
名探偵コナンの犯人役にスポットを当てたギャグアニメ。
正直本編とは全く関係ないんだけど、何も考えずにちょいユルいギャグアニメとして観ると普通に楽しめる。犯沢さん性別不明かと思ってたんだけど普通に男やったんやね。
ここ数年でメインのアニメの別キャラにスポット当てたスピンオフ作品増えたけど、そういう類の中では犯沢さんは結構面白いので、コナン好きな人は箸休めに観るとそれなりに楽しめるかと。
あとOPは映像も相まって今期No1だな。
ポプテピピック 第二シリーズ
7点/10点
もはや何も語ることはないだろう糞アニメの2期。
糞アニメ。
ただただ糞アニメ。
しかし気づいたら笑ってる。
悔しい。
以上です。
デジキャラットペアが声当てしてた回は単純に嬉しかった(小並感)
マブラヴ オルタネイティヴ 第二期
7点/10点
マブラブオルタの2期。
この令和の時代、もはや過去の産物となったエロゲ原作アニメ。エロゲ原作がバンバンアニメ化してた頃が懐かしい。一言で言うとこの時代にオルタやんのかよ。って印象しかないんだけど逆に言えばよくこの時代にやってくれたと賞賛を与えたいアニメの2期。
完全に1期の続きからストーリーが始まるので1期から観ること推奨。
ちなみにアニメ全体としてのクオリティは相変わらず非常に低い。
ただマジでヤバかった1期に比べてかなり良くなってたと思うし、後半の戦闘シーンは結構よかったと思うんですけどね。
マブラブシリーズはエロゲの中でもかなり人気シリーズで、中でもオルタは超絶な人気を誇った作品であった。ゆえに人気がめっちゃ高かった当時にアニメもやってたらもうちょっと話題になってたかなぁと思ってる。
とにもかくにもスタッフ陣はお疲れ様でした。
分割2クールで全部ストーリー回収できるのか?と思ってたけど案の定回収できなかったのでおとなしく3期を待とう。
アキバ冥途戦争
8.5点/10点
cygamesと俺も大好きなPAWORKSがタッグ組んで作ったオリジナルアニメ。
今期ダントツで面白かった。2022年放送アニメの中でもベスト5に入り込んでくるレベル。やってくれたな感。
作品のジャンルはブラックジョーク。
舞台は一応世紀末の秋葉原なんだけど、断じて世紀末のアキバはこんなに混沌としてないがそこもブラックジョーク。アキバで銃撃戦が行われたり違法賭博したり。ラストまで衝撃的すぎる。
やばい何か9割+萌え1割といったと言った塩梅。
何が何やらわからんが最初からめっちゃ面白い何かがラストまでずっと続く。ちなみに断じてギャグアニメではない。
ぶっ飛んでる設定の作品は無限にあるけど、作品としての見せ方、視聴者の期待感を遥かに超える展開。最初から最後まで一体俺達は何を見せられているんだとか思いながらも謎の達成感。心地よい疲労感。本当になんなんだこのアニメは。
誉めてるのかディスってるのか俺自身もわからんくなってきたが、とにかくめっちゃ誉めてる。
結局最終回終わっても何が面白かったのかと聞かれたら詳しく文章化できないくらい僕ちんの脳みそイカれてるんだけど、とにかく面白い。
勢いだけのアニメ。と片づけてしまえば簡単なのかもしれないけど、決して勢いだけではない何かが俺の頭の中でずっとグルグルしてるよ。
暇な人はぜひ視聴を。
新米錬金術師の店舗経営
6点/10点
孤児院で育った新米の錬金術師サラサが、タイトルどおり店舗経営する異世界スローライフ系アニメ。
正直キャラが可愛いだけで面白くない。
メリハリがないというか、まぁユルい系のアニメだから仕方ないんだろうけど緊張感がない。事件が起きてもなんか気づいたらとんでも展開で解決してる。
キャラの個性が強いのも相まってなんでもありのご都合展開が多いんだけど、これは個人の捉え方によって良し悪しが変わってくると思うんだけど個人的には苦手。
この手の作品にあるヒロインがキャッキャしててちゃんとお店を経営して頑張ってるのは良かったと思うけどそれだけ。
うちの師匠はしっぽがない
7点/10点
人間に化けて生活してる狸の女の子、まめだが、同じく人間に化けて落語やってる狐の文狐に正体を見破られる。文狐の落語に感銘を受けたまめだが文狐に弟子入りし、新米落語家としての生活をスタートさせる。
単純に落語アニメとして観ると、昭和元禄落語心中よりは落語してなくて、落語天女おゆいやじょしらくよりは落語してるイメージ。
声優陣がそこそこちゃんと落語してて面白かった。
落語知識があるともっと楽しめる作品だとは思うんだけど、全然落語知らない俺でもそこそこ楽しめたしCパートで説明が入るのでCパートを観た後にもう一周したくなる。
ていうか自分で落語天女おゆいって名前出して時の流れに震えてる。懐かしすぎるだろ・・・
物語としては可もなく不可もなく。平和な世界でどこかほっこりするアニメ。逆に言えば何も考えず観ることができるアニメと言える。
チェンソーマン
7点/10点
父親の借金返済のため極貧生活をしているデンジがヤクザに殺されてしまうが、チェーンソーの悪魔となり復活。その後公安のマキマに拾われ、デビルハンターとして生活をしていくファンタジーアニメ。
原作未読だけど前評判どおり中々面白かった。
アニメーションだけで言うなら今期ナンバーワンなのではなかろうか。キャラの表情とかも非常に細かく繊細に表現されている。
戦闘シーンなんかも回を重ねるごとにアクションがどんどん良くなって観てて爽快感がすごい。
ストーリー的にはアニメのストーリー的に導入部分だけ見せられたかんじ。まだまだこれからってかんじで終わるので、めっちゃ続きが気になるので早急に2期放送してほしい(?)
恋愛フロップス
6.5点/10点
主人公の朝が、朝たまたま見た占いどおりの災難に見舞われ、怒涛のように一気にハーレム状態構築するアニメ。
前半と後半で作品変わりました?ってくらい序盤はこの手のハーレムアニメによくあるめっちゃベタ的展開なんだけど、後半から完全にあの頃の懐かしい泣きゲーを彷彿と化すアニメ。
あの頃のエロゲ大好きユーザーの俺からしたらめちゃくちゃ好みの展開ではあるし、間違いなく製作陣は後半がやりたかったのは間違いないんだけど、ちょっと後半の展開に持っていき方が雑な気がしている。
ハーレムアニメにしちゃってるから前半は各キャラに焦点を当てた回を作らなきゃいけないし、話数の問題かもしれない。1クールという短い期間だからしょうがないのかもしれないけど。
後半のストーリーはベタにあの頃泣きゲーストーリーなのでめっちゃ良かったし、アメリアめっちゃ可愛い大好きチュッチュ勢だった俺からしたら3話めっちゃよかったんだけど、全体を通すと展開が早すぎて少々残念に感じた。
できれば2クールでゆっくりと恋愛フロップスという作品の世界を楽しみたかった。
ただ後半のストーリーはわかる人にはわかると思うけどめっちゃいい。あとはハーレムものなので主人公やキャラクターを好きになれるか否かによって評価変わってくるかと。
惑星のさみだれ
6点/10点
平凡な大学生である夕日が、喋るトカゲに地球の危機を宣告され危機を救う協力を依頼され騎士団の一員となる。突然ピンチな状況に陥られる夕日だが、アパートのお隣さんであるさみだれに命を助けられたところから物語は始まっていく。
俺にしては珍しくかなり前に原作を読んでる作品でアニメ化嬉しかったし2クールだしかなり期待してたんだけど結果は残念なかんじ。
全体的に古くないすかね?
もちろん原作はだいぶ前の作品なのでしょうがないと言えばしょうがないんだけど、全体的に古くしすぎ。2005年くらいのアニメを観ている感覚。再放送ちゃうねんぞ。
もはやあの頃のアニメは思い出補正があるからめっちゃ面白く感じるのであり、惑星のさみだれをこのご時世に2005年クオリティでアニメ化されてもと思っている。
ただクオリティは度外視して考えればストーリーはやっぱ面白いし、2クール目からはアニメーションもいくらか頑張ってた気がする。後半(特に18話以降)は面白い。
多分アニメ途中で多くの人が切ってるだろうから原作読んでください。本当に暇ならアニメも見て。
4人はそれぞれウソをつく
7点/10点
それぞれ宇宙人・抜け忍・超能力者・女装男子という特殊なキャラクターたちがおりなす日常ゆるい系ギャグアニメ。
序盤は結構ヤバい匂いしてて途中切りしそうだったけど、だんだんと各キャラの魅力がどんどん溢れてきて結果的にめっちゃ笑ってた。
各々が自身の能力を隠して日常生活を送ってるからこそ、それを隠そうとする所作やワードチョイスが秀逸。
毎期大量にアニメが出てきてて、皆がどのアニメを観ようか判断するのはやはり1話がかなり重要だと思うんだけど、このアニメに関してはだいぶエンジンかかるのが遅いのでとにかく何気なしに数話観てる頃にはこの作品の不思議な魅力に取りつかれてたなぁ、と。
いい意味で頭おかしい。声優陣の演技も光る作品。
“嘘だらけの関係を続けてる4人だけど、その嘘のおかげで円滑な人間関係を構築できている”という割と現代社会に通ずる部分も垣間見えたりしてギャグアニメと言えど個人的に結構刺さった作品。
なにも考えずに観れるので箸休めにどうぞ。
令和のデ・ジ・キャラット
9.5点/10点
俺が生きてきた中でもっとも好きなアニメ作品。デジキャラットが令和の時代に復活にょ。
2020年にyoutubeでいきなり初代デジキャラット一挙放送とかやりだした時はまさかなと思ってたけどマジかよと。もうこの時点でありがとうとしか言いようがない。
↓当時テンション上がって書いた糞記事
そして問題の本編。
最高だ。あぁ最高だ。ありがとう。桜井監督ありがとう。
完全にあの頃のデジキャラットだ。何も変わっていない。
小学生の頃一目惚れしたデジキャラット。人生で一番最初にハマったと言っても過言ではないあのデジキャラットという作品そのままだ。
でじこをはじめとした可愛すぎるキャラたち。変わってない声優陣のかけあい。テンポが良すぎるギャグ。
そして毎話毎話、過去のデジキャラットを知ってたら笑える古参勢を楽しませる工夫が随所に現れてるのも素晴らしい。
サブキャラクターも登場時間数秒のやつもいるけど、ほぼほぼ全員登場してくる。
まさかラストで、初代からデジキャラットにょの時代に異世界転生するとはな。どんだけ俺たちおっさんのことわかってんだよ、と。
何一つ非の打ち所がない。唯一あげるとするならば、間のD4DJのはぴあら声優陣がやってる馴れ合い番組(通称たばこタイム)が苦痛すぎるとこである。
この時点で間違いなく素晴らしい作品なんだけど、俺が更に評価している点は、“令和のデジキャラットのターゲットを古参に全振りしている”からである。
新規でデジキャラットを知った層には多分令和のデジキャラット受け入れられないと思う。多分わけわからないアニメって感想で終わる。
しかし本来昔のリバイバル作品ってのはこういうのでいいんだよ。
最近の昔やってたアニメのリバイバルなんて本当酷いの多すぎるからね。そういうアニメは作品を作るからには古参勢を楽しませつつも新規勢を取り込もうとして方向性が別軸でわけのわからない方向に行ってしまう。
結果古参は荒れ狂い、新規勢も別に面白くねぇな何でこれが昔流行ってたの?みたいな。
しかし令和のデジキャラットにおいては、完全に新規を取り込もうとしてなかったのではなかろうか。
古参がテンションあがる仕掛けが作品中に数多く配置して、本当に当時ワンダフル内でやってた雰囲気そのままに、製作陣がやりたいことだけをそのまま作品にした感じで本当にいいのよね。
なんか本当2000年前半を思い出す。
予算に囚われず監督が作りたい作品だけを作る。
映像に対する規制も厳しくなって今ではできないor当時でもアウトだろwwみたいなのも無理やり入れたり、ちゃんと原作あるにもかかわらず監督自身を作品に登場させてアニメめちゃくちゃにして暴走してたり。懐かしい時代よね。
これ以上言うと老害扱いされるから自重しようか。
何はともあれ2022年最後に本当に素晴らしい濃密な時間を過ごせて本当に生きててよかったと思う。当時デジキャラットを観てた勢は必ず観よう。俺氏はもちろんBlu-rayBOX予約しました。
ちなみに2023年1月21日に新宿で行われるスタッフトークショーは俺も行く予定で既にチケット買ってるので行かれる方はぜひ会場でお会いしましょう!令和のデジキャラット制作秘話なんかも色々聞きたいね。
2022年個人的に面白かったアニメベスト5
最後に1年を通して2022年に終わったアニメで個人的に面白かった作品をランキングで紹介。
第5位:メイドインアビス 烈日の黄金郷
2022年7月~2022年9月放送
第4位:アキバ冥途戦争
2022年10月~2022年12月放送
第3位:ドラゴンクエスト ダイの大冒険
2020年10月~2022年10月放送
第2位:その着せ替え人形は恋をする
2022年1月~2022年3月放送
第1位:令和のデ・ジ・キャラット
2022年10月~2022年12月放送
というわけでいかがでしたでしょうか。
既に冬アニメの1話も出揃ってきたんだけど、今期も結構面白い作品が多くて楽しめそうである。そして2023年はどんなアニメと出会い俺の心を満たしてくれるのだろうか。
それでは皆さん、また3ヶ月後にお会いしましょう。