どうも、ジスさんです。
さて今回のテーマは、俺が安価に従って行動したらソープランドで大魔王になって英雄に討伐された話。
ということで早速書いていきましょう。
突然だが俺は毎年1回誰もやってない面白い事をやろう。
と自分にノルマを与えていた時期があった。
これはジスさん伝説第1回目の物語である。
童貞大魔王
俺が19歳の時。
今からもう10年前の話だ。
俺が当時やっていたブログで何か面白いことをしようと意見を読者に募った。
いろいろ意見が出てきたので一個に決めることができず、俺は強行手段に出た。
コメントの5に従う。
要するに安価というやつだ。
安価ってのは最近聞かなくなったが、当時2chなどで流行ったネット用語でコメントの番号を指定してその番号に書かれたものに従って次の行動を決める。というなんとも他人任せな企画である。
その安価を募ったわけだ。
どんな面白い案が来るのかワクワクしていた。
⒌ソープランド凸
正直予想外だった。
なんせ俺は大学に入り体重を半分に落とし、誰しもが羨み、妬み、崇めた超絶イケメンになっているとしても、ジスさんなんとこの時バリバリの童貞である。(めこすじちゃんは除く)
守り抜いてきた大事な童貞をソープランドなどという店で済ましていいのだろうか・・・
俺は1日中考えた。
その日はソープランドに凸するリスクなどを考え寝つきが非常に悪かった。
10時間くらいしか寝ていなかったはずだ。
考えた結果、俺は実に面白いと思った。
昔から面白い事は大好きだ。
絶好のネタになる。
しかも風俗というのは興味ないことはない。
むしろある。いや、ありすぎる。
やってやろうじゃないか・・・。
その後更に安価を募り、
突撃するソープランドの店。
指名する女の子。
時間やコース。
全部俺のブログ読者に決めてもらうという、なんとも他人任せな企画で全てが決定。
北九州小倉にあったソープランド、”ペニックス”というふざけた名前のソープランドだった。(調べたら今はもう潰れちゃったみたい)
女の子は俺が行く日に出勤予定だった子の中からブログの読者に選んでもらい、ココナちゃんという子を予約した。
準備は整った。
電車で北九州まで向かい予約時間ギリギリに到着。
店に入ると待合室みたいなとこに通されジュースの差し入れみたいなのを貰った。ジュースの味は緊張しすぎて覚えてない。
そしてボーイさんにシステムを簡単に説明され、アンケート用紙を渡された。
どうやらこのお店では女の子に呼んでほしい名前を記入したら、女の子が記入した名前で呼んでくれるという夢のあるシステムのようだった。
すぐさま俺はブログで安価を募った。呼んでくれる名前すらもブログ読者に決めさせるという投げやりジスさん。
ブログの読者の皆は、俺にどんな素敵な呼び名をつけてくれるのか。
ワクワクがとまらなかった。
きっと”イケメンモデル”とか”山口が産んだ奇跡”などの、ナイスでエレガンスでハイパーラブリーな呼び名をつけてくれるに違いない。俺は読者を信じていた。
大魔王
大魔王
俺の呼び名は”大魔王”となった。
安価は絶対だ。
童貞が大魔王。
いったいどこが大魔王だというのか。
元来、大魔王とは強い存在だ。数々の女性を手駒にし、操り、支配する。
それが本来の姿だろう。
なんだよ、童貞の大魔王って。
そんなことを自問自答しつつ、アンケート用紙にそそくさと大魔王と記述し、ボーイに渡すと案の定半笑いのボーイが目についた。
なにわろとんねん
しかし俺はこの時希望に溢れていた。
たとえ風俗店であろうと俺は童貞を卒業してひとつ上の男になりたかったのだ。
アイワナビーウエノマン、である。
たとえブログの企画であろうと企画で盛り上がる+童貞卒業。
最高じゃねぇか。
乗るしかねぇ・・・このビッグウェーヴに・・・
部屋に案内され、ついにココナちゃん登場。
顔は結構可愛くて胸もデカいしスタイルもいい。
これが俗に言う当たりっちゅうやつだ。
大魔王の童貞卒業にはふさわしい女だ。
そんな風に思いながら、ココナちゃんに最高の童貞スマイルをかます大魔王。
大魔王「あ、は、はじめまして〜ww」
ココナ『大魔王さんこんばんは〜!』
本当に大魔王と呼ばれて思わず吹き出す大魔王。
俺自身はすでに大魔王と呼ばれることに笑いが抑えきれないのに、ココナちゃんはキャラを崩さないとてもいい子だ。
大魔王VSココナ
ココナちゃん「なんで大魔王なんですか?」
大魔王「大魔王だからです」
ブログの企画です。なんて言えるはずもない。
そう、俺はこの90分間は世界をおびやかす悪の総帥、大魔王ジスさんをつらぬきとおさなければならないのだ。
小粋なトークに花を咲かす大魔王とココナちゃん。
大魔王が童貞ということがバレることだけは、なんとしても避けなければならない。
俺はそのことだけを肝に命じ、大魔王としての任務を全うしなければならないのだ。
I have to大魔王としての任務。である。
プレイの前に風呂に入るという事で、大魔王とココナちゃんが同時に服を脱ぎ始める。
そしてココナちゃんの綺麗な裸体があらわになる。
うっぴょぴょぴょぴょぴょ〜ぴぴぴwwwwwwwww
オナゴの裸wwwおっぱいwwwwおまんま〜wwwwぴぴぴ〜wwwwwwww
ママと妹以外で生で初めて見たぴぴぴ〜wwwwww
プップップwwwwwww
と思ったが、当然そんな事言わずに常にクールに立ち回る俺。
それこそ大魔王たる所以。
そう・・・俺は今日大魔王なのだ!!
俺が本気になればこのペニックス・・・いや、全国の風俗店を俺の支配下における。
それこそがこの俺、大魔王なのだ〜〜〜〜!!!
ガハハノハ!!!
見てろよ〜wwココナ〜www
俺の大魔王の力でヒィヒィ言わせたるからなwwwwww辞めろ言われても辞めたらんからなwwwww
と、一人脳内会話をしつつ風呂に入る童貞大魔王。
ココナちゃんが俺の股間を洗ってくれる。
こんな可愛いココナちゃんが俺の股間を洗ってくれているのだ。
うむ、気持ちいい。
悪くないぞココナ!!前戯としては申し分ないOMOTENASHIじゃ。
では、そろそろ大魔王様のビッグなマグナムをお見せするとしよう。
かつてビッグなマグナムで数々の女を虜にしてきたマグナム。
それが大魔王のマグナム。(童貞)
いけ!!我に宿るビッグなマグナムよ!!!!
ココナに見せてやれ!!!!!!!
そう念じ、大魔王は自分のマグナムに集中し、己のマグナムを巨大化させていく。
そのマグナムは世界の全ての女性を虜にし、いつの日か巨大な富を築いたと言われる、あの伝説のビッグマグナムへと
なってない。
なってない!!!
なってない!!!!!!!
なんという事でしょう。大魔王の股間が全く反応してないのだ。
極度の緊張か、それとも童貞である故の神様のいたずらか。
いつもはそそり立つ立派な大蛇が、蝶々の幼虫のようにおとなしくなっているのだ。
ココナちゃん『あ!大魔王さんの大魔王が全然大魔王じゃない!!』
負けたよ・・・
完敗だよ・・・
そのセリフをココナちゃんが唱えた時、
ペニックスに光の閃光が照らし、大魔王を照らした。
大魔王は正気を失い、苦しみ、もがきだす。
ココナちゃんは大魔王を討伐したのだ。
そう。大魔王は敗れてしまったのだ。
勇者ココナの活躍により、大魔王は敗れ、世界に平和が訪れた。
大魔王『あwwココナちゃんwwもう大丈夫ですwww息子が反応しないのでwwwご機嫌ななめみたいですwwwwwよかったら残りの時間お話でもしましょうよwww実はねwww僕ねwww大魔王って名前で書かせてもらったんですけどねwww童貞なんですよwww大魔王って名前なのに童貞wwww笑えますよねwwwぷぴぴぴwwwwあ、でもねwwwエロゲでは何人もの女の子と恋人になってるんですけどねwwww現実世界ではさっぱりなんですよwwwぷぴぴぴwwww』
こうして大魔王は残りの70分間、ココナちゃんと会話を楽しみ、ペニックスを後にした。
帰りに貰ったメッセージカード。そのメッセージカードは今でも大魔王の大切な宝物。
10年たった今でも財布に常に携帯している。

この(笑)が大魔王討伐の証。英雄ココナが大魔王を煽っている。
たまらん。ドMの血が騒ぐ。
いかがだったろうか。
これが俺の人生初風俗体験記だ。
ろくな思い出ではないがいい思い出だ。
決して風俗で働く女の人を擁護するわけではないが、風俗業って接客業の究極系だと思うんだ。
利用する人のニーズを聞き、おまけに身体で奉仕もする。
普通の接客業よりも明らかに1段階上だ。
しかもココナちゃんという英雄までもが、在籍しているのも風俗の素晴らしい点だ。
皆も、風俗を恐れる必要はない。
ここに、大魔王という童貞野郎が無謀にも風俗に足を踏み入れた伝説があるのだから・・・
というか今思えばココナちゃんの乳くらい揉んどきゃよかった。