どうも、ジスさんです。
ジスさんエロゲ語りコーナーのお時間です。
今回で第38回です。
このコーナーは総エロゲプレイ本数約450本のエロゲライトユーザーであるジスさんが当時を懐かしみながら好き勝手エロゲを紹介していこうというコーナーである。
遥かに仰ぎ、麗しの
第38回に選んだ作品は“遥かに仰ぎ、麗しの”
通称”かにしの”
もはや老舗のエロゲーメーカーになりつつあるPULLTOPが2006年に発売した作品。
PULLTOPのエロゲは最近のは全然やってないんだけど、おそらくPULLTOPのゲームの中で一番面白かったゲーム。エロゲ初心者に優しいシナリオが多いPULLTOPの中でも丁寧に作られてて面白い作品。
そしてみやびちゃんぷりち~である。
では早速行ってみよう。
基本情報
PULLTOPより2006年11月に発売。
絵:藤原々々
シナリオ:丸谷秀人・健速
OP:風のRhythm vocal:ゆうか
あらすじ
教員免許を取ったはいいがなかなか就職先が決まらなかった司は、上流階級のお嬢様のみが進学できると噂の『凰華女学院』から教師をやってくれないかとの誘いが来る。
その誘いに乗った司だったが、指定された学院の所在地は周囲に民家の一軒すら見当たらない半島の果てだった。
そんな僻地に建つ女学院を舞台に司の教師生活が幕を開ける。
主要人物
滝沢 司
本作の主人公。
教員免許を取ったものの就職先が決まっていなかったところ、教授の紹介で凰華女学院に赴任することとなる。
風祭 みやび
凰華女学院の学院生であると同時に凰華女学院分校の理事長代理。
ワガママな性格なため、学院生達や一部の教師達からの評判はめちゃくちゃ悪い。
みやびちゃんぷりちー
鷹月 殿子
凰華女学院の学院生。
暴走するみやびをよく止めている。よく学校をサボる。
八乙女 梓乃
凰華女学院の学院生。
いじめが原因で対人恐怖症。小学生の頃から一緒だった殿子が唯一の救い。
仁礼 栖香
凰華女学院分校の学院生。
几帳面な性格で模範的な学生になろうと頑張っているが少々空回りしている様子。
相沢 美綺
凰華女学院分校の学院生。
新聞部に所属しており、元気な性格なため友だちも多い。
榛葉 邑那
凰華女学院分校の学院生。
温室の主。ゲストと呼ばれる生徒の一人。
リーダ
ロシア人の孤児。
みやびのメイドであり、暴走するみやびの歯止め役。
ジスさん的評価
音楽:★★★★☆☆☆☆☆☆
難易度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
シナリオ:★★★★★★★★☆☆
おすすめ度:★★★★★★★★☆☆
総評:87/100
一言で言うならエロゲ初心者にめちゃくちゃオススメしたいゲーム。
キャラ萌えとしての良さ。わかりやすいルート分岐。各ヒロインの心の闇を垣間見てのすっきり感。どれをとっても非常に良い。
本作は本校ルートと分校ルートに分かれてて、本校ではみやび、殿子、梓乃。分校では、栖香、美綺、邑那が攻略できる。最初に本校を選んだら分校キャラは攻略できず、分校を選んだら本校キャラは攻略できない。
個人的には分校からクリアするのがオススメ。
理由はいろいろあるんだけど、この作品。本校と分校でシナリオライターが完全に別れてて本校と分校で主人公のキャラ設定が微妙に違う点がある。ここが微妙な部分ではあるんだけど、この”かにしの”という作品を一度で二度楽しめる作品と捉えるとハッピー。
で、本校と分校なんだけど、分校の攻略キャラのほうが、ヒロインが抱える闇が深くないと言いますか、なんというかややマイルドといったかんじ。あと分校の主人公は結構ウザい。
と言っても別に悪くないシナリオではあるんだけど個人的に分校からクリアするのをオススメ。
ほぼメインと言っていい本校ルートは素晴らしいの一言。主人公もめちゃくちゃかっこいい。というか完全に別人なんだけど。
特にみやびルートはこの作品の全てが詰まってると言っても過言ではないので最後にやるのがいいかと。
めっちゃシナリオがいいとかそういう作品ではないんだけど、普通にエロゲとしての完成度が高い。普通に読み物として面白いし終わった後の爽快感がいい作品。
まぁこれはどの作品にも言えることなんだけど、物語の世界観に入り込めば必ず楽しめる作品と言っていいだろう。
OP曲も作品の雰囲気とマッチしてて個人的に結構好き。
でも個人的にはEDのほうがすき。
終わりに
というわけで遥かに仰ぎ、麗しの紹介でござった。
あれだね。個人的にサブヒロインも結構魅力的だからコンシューマーとかに移植してサブヒロインのルート追加してほしいんだけど、まぁ今更感あるよなぁってこれ書きながら思った。
そういえば全然かにしの関係ないけど、PS4版月姫クリアしたけど感想は発売から2週間経過してるから書いていいのかが気になる。
ではまた次回ー。