ジスさんのエロゲ語り〜第35回:みにくいモジカの子

エロゲの話

どうも、ジスさんです。

ジスさんエロゲ語りコーナーのお時間です。

今回で第35回です。

このコーナーは総エロゲプレイ本数約450本のエロゲライトユーザー、ジスさんが当時を懐かしみながら好き勝手エロゲを紹介していこうというコーナーである。

みにくいモジカの子

第35回に選んだ作品は“みにくいモジカの子”

発売前に問題作臭プンプンしてそうなあれ。発売当時俺もクッソ期待してた。下倉バイオとはましま薫夫のコラボということでいったいどのような作品になるのだろう、と楽しみにしてたユーザーも多いのでは。

かと言いつつ、発売当時はとてもエロゲする精神状態じゃなかったため、前会社の常連がプレイしてたからある程度の感想を聞いてたくらいで。プレイしたのは数ヶ月前でございます。

ジャンルが”心身視姦アドベンチャー”という謎ジャンルであるが、それはゲームをプレイすればすぐに見えてくるだろう。

絵にも描けない醜い容姿が原因でイジメを受けている主人公の復讐劇のはじまりだ。

では早速行ってみよう。

基本情報

ニトロプラスより2018年7月に発売。

絵:はましま薫夫

シナリオ:下倉バイオ

OP:憐 vocal:ayumi

あらすじ

地方の名門校、私立樹望学園に通う主人公、“種崎捨”は絵にも描けないほど醜い外見が原因でクラスでいじめられている。

捨は他人の顔を見ると、他人の考えていることが文字になって現わすことができる特殊な能力「モジカ」(文字化)を持った少年であるが、顔を上げるたび向けられるクラスメートからの外見の誹謗中傷に耐えかね、能力を封印してずっと俯いたまま暮らしていた。

そんなある日、常日頃から捨の事を気にかけてくれる女の子で、捨も密かに恋心を抱いていた同級生、“双葉みゆ”に告白をされる。

しかしその告白は、イジメの一環の嘘の告白であることを知る。

捨は嘘の告白を皮切りに、モジカを使いクラスメートへの復讐を試みることにする。

主要人物

種崎 捨

本作の主人公。

相手の考えていることがわかる能力「モジカ」の持ち主。


双葉 みゆ

主に女子から軽くいじめられている小柄なクラスメイト。

いつもおどおどしておりクラスメートにからかわれている。捨がイジメで潰れかけたとき、優しい声をかけてくれる存在。

九鬼 綺羅々

クラスのリーダー的存在で、捨のイジメグループの首謀者。

地元で有力なヤクザ”九鬼家”の一人娘で、教師さえ言いなりにできるほどの権力を持つ。

許斐 鳴子

捨たちが通う学校の生徒会長。

名誉学園長であり有名政治家の娘。

皆の手本として振る舞い成績も優秀、生徒・教師問わず尊敬を集めている。

四月一日 胡頽子

クラスでは目立たないオタク系少女。口調は素っ気なく、友達とも馴れ合わない。

PCに詳しく、学校支給のタブレットをハッキングしたりする。

花 椿

巫女さん。毎年夏のマグイ祭で重要な役目を担わされており、町の人々からは丁重に扱われている。

捨が唯一心を持つことができない。

ジスさん的評価

音楽:★★★★★★☆☆☆☆
難易度:★★★★★☆☆☆☆☆
シナリオ:★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆

総評:76/100


メインテーマのひとつが“いじめへの復讐”なので、まぁお察しのとおり本編の8割はいい意味で胸糞悪いです。

ヒロインという名のメスガキ共を、モジカ能力を駆使して徐々に復讐していくかんじはなかなかに爽快。ゆえに道中は結構面白い。物語も徐々に真相に進んでいくかんじは普通にいい。

ゲームシステムや演出もなかなかに斬新で、相手の顔を見るか見ないか。を選択する=モジカ能力を発動するかどうかを選択できるシステム。

いや、復讐劇なんだからさっさと顔見てモジカ発動しろやって思うんだけど、いじめのレベルが本当胸糞悪いレベルで相手の顔を見たいけど見ることができないという主人公の心情を複雑に絡み合い読み手の精神を揺さぶるように設定されている気がする。



ただヒロインはほぼ全員クソ!!ゴミ!!!(?)

ヒロイン各々にもいろんな心情のもと行動してて一概にクソとは言えないんだけど、やっぱりイジメは駄目だ。どんな理由があろうと、いじめる側が悪い。これは俺の自論。

あとラスト以外の各ヒロインのストーリーが結構お粗末。どうお粗末かは書くとネタバレになるので書かないけど、もうちょっとどうにかならなかったんですか。

発売前はクッソ俺好みのストーリーではありそうだったしシステムは相当面白い。実際道中の展開も結構面白かったんだけど、ラスト以外のシナリオが若干雑なので、個人的な評価は低め。


ただこの俺のエロゲ語りシリーズ結構女性も見てくれているみたいで、追記しておくと、ストーリーの本質はそんなに悪くない。復讐しながらも徐々に真相に進んでいくのはむしろいいまである。

男女によって。
また、学生時代に育った環境で人それぞれ評価が分かれそうな印象の作品に感じた。

胸糞は悪くなることは間違いないが鬱要素もグロ要素も往年の作品に比べたら全然マイルドなので、未プレイの人はぜひプレイして感想を共有したいところ。

OPの曲”憐”は結構好き。無機質な歌声とシューゲイザー特有の歪んだギター音が心地よい。

終わりに

というわけでみにくいモジカの子の紹介でござった。

また次回ー。

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