決めた・・・俺、精子になる・・・

面白い話

どうも、ジスさんです。

最近は寒波襲来とかもあって非常に寒い日が続きましたね。
おかげで全裸になる機会も少なく、大変困っています。

さて話は変わり、先日誕生日を迎えましてね。

いやぁ31歳だよ。31歳。

31歳にもなっていくら過疎っているからとはいえ、ブログで全裸になったりお下品な下ネタを連呼したりと、我ながら見てて恥ずかしいよ本当に。

俺も31歳になって新しい1年が始まったのだ。

今年こそは全裸になったり、お下品な下ネタを一切言わない、健全なブログを目指し尚且つ誰もが羨むパーフェクトヒューマンfeat.ジスさんになることをここに宣言しようと思う。


あなたはこの俺の宣言の目撃者である。
さぁ俺の成長を見守ろうではないか!!




というわけで31歳の目標を決めたとこで本題なんだけど、”着床”って本当いい言葉ですよね。俺様本当に着床って言葉大好きなんです。

こちらの映像を観ていただきたい。

今日仕事の休憩中にこの精子が卵子にたどり着くまでの映像を観て一人で感動のあまり号泣していたんだが、なんと神秘的だろう。感動して泣くことと言ったらもっぱら最近はアニメしかない俺であるが、まさか精子の映像を観て号泣することになろうとは。

この映像を観るまでは、セックス(俺の場合はオナニー)という行為のあとの精子の旅路まで考えたことがなかった。せいぜいオナニーが終わったあとは、賢者タイムもほどほどにタバコに火をつけ賢者タイムが終わったらすぐにまたオナニーを始める。

ただただ欲望のままに、チンポをしごき続ける。

しかし体外に射精をした後の精子たちは、こんなにも頑張っているのだ。


俺たちの知らないところで、俺の子種は頑張っているのだと思うと涙が自然と溢れてきた。

精子たちはこんなに頑張っているのに俺ときたらなんだ。ただ欲望のままにチンポをしごき続けているだけである。

小学生の頃家に顕微鏡が家にあったので、自分でオナニーをして、精子をプレパラートに乗っけて顕微鏡で見るのが日課だった時期があったが、当時は元気に動く精子たちを見てただただ笑っていた俺であるが、この歳になると自分の精子に違った感情を抱く。

オナニーした後心地よい脱力感が襲う俺であるが、俺がオナニーをし終わったあとから精子たちの戦いはスタートするのだ。

一度の射精で約3億個ほどの精子が飛び出るということは、俺の今までトータルで体外へ吐き出した精子・・・


その数はおよそ無限大。


しかし俺はその無限の精子を戦場に送り届けることもなく、ただただティッシュにくるんでゴミ箱にダイブしているだけだということに気づいた。





なんということだ。




俺は殺人犯だ。




いや、殺精子犯。殺ザーメン犯、殺カウパー犯だ。



一日3回のオナニーを己に枷ている俺は一日で約9億匹もの精子を無意識に殺しているのだ。



俺は最低な人間だ。


しかし精子たちはそんな最低な俺を憎むわけでもなく、ただただティッシュにくるまれて死んでいく。戦場に送られる機会もないまま死んでいく。



これ以上は涙なしでは語ることができない。



俺は精子を甘くみていた。




俺自身、性別は男だと思っていたが、俺は本当の意味の男ではないのかもしれない。




真の男は他でもない。精子だ。



無限大の精子を見殺しにしている俺を憎むこともなく体外へ放出し続ける優しさ。儚く死んでいく、まるで第二次世界大戦中の兵隊のような勇ましさ。

すべてにおいて精子は俺たち人間を遥かに凌駕しているといっても過言ではない。




子どもの頃よく、『大人になったら○○(有名人)のように立派な人になりたい!』みたいな夢物語を口にしていたものだ。

しかし所詮は夢物語。
将来の夢など語るだけ無駄。

俺はそんなつまらない人間に成り下がっていた。



しかし31歳になった今だからこそ俺は胸を張って言おう。




精子になりたい



強くて優しくてかっこいい精子になりたい。



3億匹の中で一番の精子になりたい。



卵子に辿り着きたい。



卵子と着床したい。



俺が精子になることは現状難しいかもしれない。ただ、目標は大きく持つべきだ。

いつか一流の精子に。

精子は決して劣化版人間ではない。むしろ精子は人間よりよっぽど優れた存在なのではないだろうか。



あぁ…わが尊敬する精子よ。


いつかお前たちに追いついてみせるよ。







そんなことを妄想しつつ、今日も俺はシコり続けるのだ。

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