ジスさんのエロゲ語り〜第39回:~School Days~

エロゲの話

どうも、ジスさんです。

最後にこのコーナーをやったのはいつだっけか?と思うくらい久々のジスさんエロゲ語りコーナーのお時間です。

今回で第39回です。

このコーナーは総エロゲプレイ本数約450本のエロゲライトユーザーであるジスさんが当時を懐かしみながら好き勝手エロゲを紹介していこうというコーナーである。

School Days

第39回に選んだ作品は“School Days”

おまたせ^^

2007年にアニメ化されたはいいものの、最終回が実際の事件と重なって放送中止になったり、『nice boat』やら『誠死ね』やら『中に誰もいませんよ』で当時ニコニコ動画界隈を中心に人気を博した作品。

正直アニメの出来がめっちゃよかった分原作が気になる人も多いと思う。


最初に言っておくと“アニメだけでも全然満足する作品”ではあるし、“正直アニメだけ見ときゃ全然いい”んだけど、原作は原作で当時色々ネタになったり話す内容があったりするのでこの気に紹介。

当時鳴かず飛ばずだったoverflowの出世作。

高校生の生々しい恋愛劇。

彼たちの最後を見守ろう。

基本情報

Overflowより2005年4月に発売。

絵:ごとうじゅんじ

シナリオ:メイザーズぬまきち

OP:Still I Love You 〜みつめるよりは幸せ〜 vocal:KIRIKO

あらすじ

好きな子を携帯の待ち受け画面にして、誰にもバレずに3週間隠し通したら想いが叶う。

そんな迷信を別に信じてないけど、眺めているだけでその日がちょっとだけマシになるんじゃないか。と思い、よく電車で一緒になるちょっと気になる隣のクラスの桂言葉をちゃっかり盗撮して待ち受けにした主人公の伊藤誠。

ある日隣の席になったクラスメートの西園寺世界に待ち受け画面にしている言葉の写真を見られてしまい、世界は誠の密かな想いを知る事になる。

誰にも言わないでくれと懇願する誠。

事情を知ってしまった世界はお詫びという名目で、誠と言葉の間を取り持つことにすることになる。

世界の助けもあり誠と言葉は距離を縮め、無事に言葉と付き合うことに。

ここから始まる幸せな学生生活が待っていると思いきや、重なるすれ違いによりこの時から歪な物語へと展開していく。

主要人物

伊藤 誠

本作の主人公。

ゴミof theゴミ。みんなの嫌われ者。

桂 言葉

本作のメインヒロインの一人。可愛い。


西園寺 世界

本作のメインヒロインの一人。誠が言葉のことを好きということを知り、二人の仲を取り持つことにするゴミ。

清浦 刹那

世界の幼馴染。当時の人気投票第一位だった。

加藤 乙女

誠とは中学時代からの同級生。中学時代から誠のことを密かに思い続けている。

黒田 光

世界や刹那の級友。髪型がイカリング。

誠の友人の澤永に密かに思いを寄せている。余談だけど個人的に一番好き。

甘露寺 七海

世界や光と仲がいい。女子バスケ部。ドMプレイが好き。

澤永 泰介

誠の級友で誠とは親友的な立ち位置。

こいつが色んな意味で輝くのはファンディスクであるcross daysから。

桂 心

言葉の妹。結局は一番かわいい正義。

ジスさん的評価

音楽:★★★☆☆☆☆☆☆☆
難易度:★★★★☆☆☆☆☆☆
シナリオ:★★★★★★★☆☆☆
おすすめ度:★★★★☆☆☆☆☆☆

総評:77/100

新しい試み。そしてoverflowの出世作。

まずシステム面ではエロゲでは初、ていうかこの作品以外知らない”フルアニメーションエロゲ”となっている。全部アニメーション。

まるで本物のアニメを観ているかのような作品。これは当時斬新でめっちゃ面白かった。

アニメを観ている途中に選択肢が現れて選択することで今後の展開が変わっていく。プレイヤー自身がアニメの今後の展開を作っていくような感じでゲームは進行していく。

アニメーションエロゲということで数秒の間に選択しないと誠が無言のままストーリーが進行する。ゆえに選択肢に時間制限がもうけられているのだが展開を自然に進行させていくために制限時間がかなり短いので注意。これはサクラ大戦などで慣れていれば特に違和感なしか。

余談だが選択肢を選ばない場合もストーリーは進行していくため、寝落ちしたら起きた瞬間訳のわからない展開になっている可能性があるため寝落ちは厳禁。ちなみにマルチエンディングなため完全放置でも一応エンディングまではいける。


そしてストーリーに関してだが、まぁ途中まではよくある話でもないけど、恋愛をテーマにした寸劇としてはかなり面白い。

しかし後半からはエロゲでしか表現できないような展開になるルートもあり、ハッピーエンドとバッドエンドの差がめっちゃ激しい。

ショッキングな…ようするにバッドエンドも数多くあるが、誰も死なないハッピーエンドもちゃんとある。ただハッピーエンドは誰も求めてない。誰しもがバッドエンドを求めているのではないだろうか。

という摩訶不思議な作品。


ここからはアニメ版の話なんだけど、アニメの出来は相当いい。

原作をリスペクトしつつアニメで放送ギリギリのところまで攻めてる姿勢。アニメ製作陣も監督もハッピーエンドにはするつもりは最初からなかったって言ってるところもわかってるなぁと。

気づいたら引き込まれて一気見しちゃうくらいのインパクトがある。

脚本の上江洲誠、この年school daysやら瀬戸の花嫁も担当しててめっちゃいい仕事したよなぁ。

修正パッチ問題

フルアニメーションエロゲということで発売前から話題になっていたが、挑戦的な作品であることから発売当時からバグが多発してたんだけど、合計10回以上の修正パッチが配布された。

のちに発売したファンディスクのSummer daysでは2GB以上の容量のパッチが公式サイトから配布され、容量多すぎてサーバーに負担がかかり公式サイトが鯖落ち。

それでもバグが修正されないため、自主回収にまで発展。当時のエロゲユーザーを困惑させた作品としても話題を集めたのも懐かしい。

今から買う人は普通にHQ版買ったほうがいいかも。

終わりに

というわけでSchool Daysの紹介でござった。

アニメは結構有名な作品ではあるんだけど、原作も興味があればぜひ。

久々にエロゲ関連のこと書くと楽しいね。

そういえば先日の戯画のMEMORIAL LIVEは最高だったね。チケット4000円くらいの価値はあるゆえ、まだ観てない人は今のうちに。

ではまた。

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