2022年夏アニメ個人的総評

アニメ・ゲームの話

どうも、ジスさんです。

毎期恒例にしていきたいアニメ個人的総評のお時間です。

今回は2022年夏アニメです。

※個人的な感想なので苦情等は一切受け付けません。

2022年9月に終わった作品で俺が追ってた作品のみを抜粋しています。

ゆえに見てたけど途中で放送延期になって秋アニメに変更になった異世界おじさん、2クール目に突入した惑星のさみだれ等は対象外。

最近雇った~とかの面白くなさすぎて途中で切った作品も対象外。

異世界おじさんマジで早く続き観たい。

一応10点満点でつけてて9点以上で名作。

8点以上で非常に楽しく視聴できた。

7点以上でまぁまぁ楽しく視聴できた。

くらいの基準で勝手に点数つけてますが、まぁまぁ適当です。

総評

春アニメが面白いのほとんどなかっただけに、今期は安定して楽しめた作品が多くあった印象。

個人的に歴史的名作だ~!とかはなかったけどそれなりに面白いのあって毎日楽しかった。それでは観てたものを個別に。

てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!

6点/10点

お笑い甲子園である『てっぺんグランプリ』目指して3人の女子高生たちがお笑い界の頂点(てっぺん)を目指す物語。

2話の内容がちょうどあの事件と重なって放送中止になったことで一部で話題になった作品でもある。

内容としては典型的な女子高生が何かを目指して頑張る系アニメで、女子高生とお笑いを組み合わせるというコンセプトは結構面白かったなぁと思うし、結構他アニメのネタをちょいちょい挟んでてクスリとくる部分もあるんだけど、漫才アニメというよりもただのギャグアニメなんよな。

作中の漫才のクオリティも、そこそこお笑い好きな俺が鼻で笑う程度のお粗末なもので、唯一笑ったのはアンミカ。

メインキャラ以外に要するにライバルキャラ的な立ち位置のキャラも結構多くて、1クールのアニメで全てのキャラにスポットを当てるのは結構難しいよね。

2クールとかにしてくれたらほとんど掘り下げられてないキャラにも焦点を当てられてよかったのかもしれんけど、2クールだったら途中で切ってたと思われるから何とも評価しづらいアニメ。

同じ女子高生+お笑いのアニメだとじょしらくを真っ先に思い出すけど、これ見るくらいならじょしらくを500回観たほうがいい。

シャドーハウス2期

7点/10点

みんな待ってたシャドーハウスの2期。完全に1期の続きなので観てない人はわけわからんと思うので1期履修は必須。

1期の最後で完全に謎のまま終わったシャドー家の実態とコーヒーなんかに焦点をあてて2期は進んでいくかんじ。(ただ2期終わっても全然謎は残ったまま)

安定して面白い。1期同様シャドーハウスが魅せる独特な雰囲気の世界観に入れれば楽しめること間違いなし。

相変わらずエミリコは可愛い。物語が進むにつれこの子はどんどん強くなる。

にしても本当シャドー家は闇しかない。ぜひともエミリコやケイト様たちはこのカルト教団をボッコボコにしてほしい。続きがとにかく気になる。

どう考えても3期ありそうな感じで終わるので来年あたりに3期あると思われる。

Engage Kiss

6.5点/10点

クズ男が家族を殺した悪魔を倒すためにヤンデレ女と元カノと共に立ち向かっていくアニメ。

俺たちの丸戸がシナリオ+絵師につなこという中々にすごいタッグのアニメで期待していた作品。

しかし終わってみるとこれじゃない感がすごい。

ただ何がこれじゃない感なのかと言われるとよくわからず。世界観とかが古いのかねー。量産型エロゲにありがちなキャラ設定で古き良き時代のアニメ感があり既視感がすごい。あ!これ進研ゼミでやったとこだ!感。ゆえにストーリーは展開が読みやすくどうしても飽きがきてしまう。

丸戸はやっぱり日常純愛作品を書いてほしいなぁって思う。

戦闘シーンとか作画とかはめっちゃよかったし、ラストはこの作品っぽい甘すぎず硬すぎない終わり方で個人的にはよかったと思う。

もう一捻りあった作品だったらワクワクしながら毎週視聴していたんだろうなぁ。

あと主人公のガチクズっぷりが俺とそっくりって言うのやめろ。

最後にどうでもいい話なんだけど元カノめっちゃ可愛いけど名前聞くだけで鳥肌が立つ。

サマータイムレンダ

7.5点/10点

幼馴染が事故で死んだから葬式に参加するべく実家の島に帰省する慎平。しかし幼馴染は事故死ではなく他殺なのではないかと疑ってしまうくらい不可解な点が多く、島に伝わる”影を見た人は死ぬ”という伝説の仕業なのではないかという説が浮上。ここから主人公と影の物語が始まる。

タイムリープものなんだけど、構成が非常にわかりやすい。かなり面白かった。一気見すると多分止まらなくなるやつ。

伏線も話を追うごとにしっかりと解決してくれるのでいい。

原作は案の定未読なんだけど、原作もかなり面白いらしいのでやっぱ渡辺歩は原作がしっかりしてるアニメを活かすのが上手いんだなぁと改めて関心する。

最終回は本当にハッピーエンドでよかったーって思うんだけど綺麗に終わりすぎて個人的に若干モヤモヤが残るかんじ。

なんなんだろう。わかる人にはわかると思うんだけど舞Hi-MEの最終回に似た感じがある。いや、違うか。

とにもかくにもタイムリープ系が苦手じゃなければ結構おススメできる作品。

組長娘と世話係

7点/10点

裏社会の悪魔って呼ばれてたヤクザの霧島が組長から突如一人娘の八重花タンの世話係を命じられる。子育てなんかしたことのない霧島が切磋琢磨するハートフルなアニメ。

非常にほっこりできる作品でヤクザが物語の主人公とは思えない。

知らんけど絶対リアルのヤクザはこんな和気あいあいとしてないだろってツッコミたくなるのは置いといて、他のヤクザとのやりとりが一々面白くて笑いを誘う。

日常生活に疲れてる人にアニメのおすすめ聞かれたら今期はこれをおススメすると思う。

八重花タソめっちゃ可愛い。娘欲しい。誰か娘くれ。精子提供するから。

継母の連れ子が元カノだった

5.5点/10点

継母の連れ子が元カノだったっていう話。タイトルのとおり。

観るもんなかったから視聴してたけど、びっくりするくらい面白くなかった。

THE・たかやkiの無駄遣い。THE・じぇのばけーきの無駄遣い。

正直もうタイトルが全て。どんな話なの?って聞かれたら“継母の連れ子が元カノだった話”

これである。


連れ子のラブコメ作品は特に少女漫画とかでよくある作品ではあるんだけど、その連れ子が元カノでした~は結構斬新でラノベっっぽさがあって面白いと思う。あとキャラの見た目は可愛い。

まぁ過去色々な行き違いで別れたけど、この作品の場合強制的に一緒に住まなければならないという新しい環境下に置かれることで、お互い付き合ってた時の楽しかった思い出や葛藤を思い出し、やっぱりまだお互いがそれぞれ好き。っていう捉え方によっては甘酸っぱい。トゲがある言い方をするならお互い未練タラタラの拗らせちゃってる系アニメ。

まぁ継母が元カノなんて展開、現実世界では(ほぼ)ありえない展開だからアニメという作品で見せてくれるのはよかった。

ただこいつらの会話がマジで全部つまらんのよ。

例を出すと、1話でどっちが生まれた時間が若干早いか遅いかで、お兄ちゃんと呼ぶかお姉ちゃんと呼ぶか論争で5分くらい尺使う。しょうもない。バラエティ番組だったらこいつらの会話いちいちつまらんすぎて全部カットされてるわ。

あと主人公の水斗君の喋り方とかセリフの言い回しがいちいちウザい。陰キャのイキリオタクが好んで使いそうな言い回しが多くて昔の俺見てるみたいでキモい(?)

元カノの女(ヒロインの名前忘れた)は最初はウザかったけど後半結構可愛くなってきた感。

物語的に元恋人が一つ屋根の下で~っていうドキドキワクワクな展開が拝めそうだったのに、キャラのウザさがそれを帳消しにしてた感が否めなくて残念な作品だった。

リコリスリコイル

7.5点/10点

世界一治安のいい国、日本。なぜ治安がいいのか。それは治安維持組織DAのおかげである。これはDAに所属する”リコリス”である千束たちの物語。

おそらく今期一番人気だったアニメ。

内容は個人的に普通に面白いくらいだと思ってるんだけど、ストーリーをしっかり追うアニメというよりも、アクションシーンやキャラ萌えに焦点を当てて観るアニメかと。

ゆえにアクションシーンはめっちゃ気合入っててよかったね。アクションシーンめっちゃ銃撃戦してるのに残酷さがなく美しいのよね。

あとこのアニメの魅力は”千束”に凝縮されてると思ってて、千束が可愛いというよりもエモいんよね。

セリフ回しが特徴的なんだけど、全然嫌味とかなくて清々しいしとにかくエモい。

あぁいうキャラって今まであんまりいない気がするんだよね。ゆえに別に好きなわけじゃないけど、俺の中で記憶に残るキャラであることは間違いない。

最終回もめちゃくちゃ綺麗に終わってよかった。千束と真島の戦闘シーンは本当に圧巻。休憩を提案するとこも真島らしいというかね。敵なのにめっちゃ魅力的。

観て全く損はない作品。

最後に別に関係ない話なんだけど本編よりもリコリコのラジオがめっちゃ面白い。

メイドインアビス 烈日の黄金郷

8点/10点

みんな待ってたメイドインアビス最新作。最終回は1時間スペシャルという気合の入りっぷり。

今回は”成れ果ての村編”。

冒険のワクワク感。どうしようもない現実を突きつけてくれる感。そして若干のグロ要素すべてにおいて健在。

本当しんどすぎるくらい面白い。

下手したら1期、劇場版よりも面白かったまである。

烈日の黄金郷で一番感慨深いのは”成れ果ての村”が提示している設定や価値感であって、俺たちが普段持っている価値は他人に、そして自分自身にとってどのくらい大切なものなのか。

その価値観だけで生きてられるか。

色々考えさせられちゃうわよね。まさに俺たちの現実世界だ。

やっぱメイドインアビスは観れば観るほど深いなぁ。

終わり方は一応ハッピーエンドなんだけど、ただただ悲しい。こういう終わり方は嫌いじゃないけどただただ悲しい(語彙力)

ナナチ可愛い。


間違いなく夏アニメTOPのアニメ。1期同様あまりおススメはできないけど。

東京ミュウミュウにゅー

5.5点/10点

俺たちの青春、東京ミュウミュウのリメイク。

令和の時代もご奉仕するにゃんがコンセプト(適当)


放送前から過剰に公式ツイッターが宣伝してたにも関わらず、もう全く褒める部分がない。

決して作画厨ではないんだけど1話から作画がヤバすぎて笑えるし、声優陣はまぁほぼ新人さんみたいなんで深くはツッコまんけど、天上天下の時の茅原実里のがまだよかったレベルで全然内容が入ってこない。

ストーリーもまぁ1クールだからってのもあるんだけど、かなりの駆け足で昔のミュウミュウ観てない人とかついていけてるんですかね?っていう単純な疑問。


というか最近のリメイクアニメは本当期待させるだけさせといて酷いのが多い。

いや、わかる。

リメイクということにとらわれず、全く新しいアニメとして観たら思い出補正なしで楽しいのではないかという意見。

わかるんだけど、やっぱ期待しちゃうのが人間の性。新規ユーザーはもちろん取り込みつつ、昔夢中になって観てた層を新しい技術や古参を楽しませる工夫なんかで楽しませてなんぼだと思うのよ。

リメイクという時点で俺みたいなおっさんが騒ぐのは当たり前だし、製作陣も昔を懐かしみながら新しい作品も楽しんでなってことなんだろうけど、昔の作品が好きだった人にもある程度納得できる作品にしなきゃだし、前の作品知らない人に新規で楽しんでもらおうと思うならそこそこのクオリティいるやろ。

もうすぐ最終回やけど、ダイ大とかクオリティ最高やろあれ。もう当時必死になって読んでた俺が毎週土曜日をワクワクしながら待ってんねん。ダイ大までとは言わんけどもう少しリメイクアニメ楽しませてクレメンス。

あと、最近のリメイクアニメにありがちな最終回のEDで昔の曲流れる流れ、あれなんなん。

最終回のEDで昔の曲流すアニメで満足できたのないんだけど。なんかあったっけ。あったような気もする。



こんなこと書いてて10月からのデジキャラットとうる星やつらがちょっと不安ではあるんだけど、大丈夫。きっと大丈夫。

散々書いてるけど、それでも期待して観てしまうんだからリメイクアニメってすごいよね。

そして来年の春に謎の二期が決定しているという。まぁあのまま終わったら何も解決してないしのう。

プリマドール

7.5点/10点

数年前に終わった戦争のために兵器として作られた自律式機械人形たちが、戦後の平和な時代に修理され新しい役目を担い成長していく話。

原作原案がkeyってだけで期待してたんだけど、4話観たあたりで、お涙頂戴展開が続きこのアニメ切るだろうなぁって思ってたんだけど、回を重ねるごとに不思議とどんどん引き込まれてる俺がいた。ちなみに今思えば4話は神回。

何事にも健気に頑張る灰桜めっちゃ可愛い。

構成としては前半はそれぞれのキャラにスポットを当て、後半は物語の中枢に触れていくよくある展開だし、歌で救う系のどっかで観たことある内容。ストーリー全体を通して”記憶”や”奇跡”に焦点を当てているのが実にkeyっぽい。

そしてとにかく声優の演技が光る作品。このアニメのヒロイン声優陣泣きの演技うますぎだろ。久々に声優すげぇって思った。

中盤から鬱展開が強くなるが、最後は一応ハッピーエンドだがどこか切なさも残したまま終わる。これはこれで最高の終わり方だと思っている。

よくある展開なのにどんどんキャラやストーリーに引き込まれていく、不思議でいいアニメ。

はたらく魔王さま2期

6.5点/10点

魔界の魔王とその手下たち、そして魔王を討伐するはずの勇者が現実世界で普通にバイトしてワチャワチャしてる逆異世界転生系アニメ第二弾。

放送前は実に9年ぶりの第2期である。忘れた頃にやってきた。そもそも2期やる必要があったのか。ていうか制作も監督も変わってるけど。って思いながらも視聴。

スタッフがほとんど変わっちゃってるんでね、キャラデザとかも1期と違うのはまぁしゃあないとして、内容としては言うなら“はたらく魔王さま~子育て編~”と言った感じで、新キャラのアラスラムスを加えていつもどおりバタバタ劇を繰り広げるんだけど、ぶっちゃけ面白くなかったね。

形容しづらいんだけど1期のような勢いがないというか、ストーリー自体が面白くない。もっと緩い日常をいっぱいやってくれたほうが面白いのにねこのアニメ。すっげぇバトル中心になっててこれじゃない感。

あと敵が何をしたいのか全くわからん。敵のあの緩いかんじは嫌いじゃないけど。

というか制作が変わったのはもちろんあるんだけど、そもそもこれ制作が同じだったら果たして面白くなってたのかというところに疑問が拭えないんだけど。

やはりはたらく魔王さまは1期1話が最高潮だったなぁという印象。(今更何を言っているんだ感)

3期(というか2期の続き)が来年放送決定しているみたいなので気になる方は今のうちに。ただせめて制作は1期のに戻してほしい。

よふかしのうた

6.5点/10点

不登校の主人公、コウが「はじめて夜に誰にも言わず外に出た」。輝いている昼間とは違う自由な夜の世界。コウは夜に自分の居場所を見つける。そこで吸血鬼のナズナと出会って、吸血鬼になりたいと思うコウの話。

とにかくオシャレな作品。前述したリコリコとは違ったエモさを感じる作品。背景とかもめっちゃ綺麗なのよ。

内容的にも夜更かしに憧れる思春期の少年をうまい具合に表現している。夜更かしという、本来はやっちゃいけないものへの憧れ。実際にやっちゃった俺かっけえみたいな感覚。誰しも経験あるのではないだろうか。

うんうん。俺も中学生の頃は夜更かしに憧れて、録画じゃなくてなぜかリアルタイムで深夜アニメ観てた頃を思い出す。懐かしいね。青春だね。

そして大学生くらいから昼夜逆転し始めるんだからやっぱ子どもの頃は規則正しい生活をしたほうがいい(?)

ほんで今作は、ただ夜更かししているだけの男の子の話じゃストーリー性皆無だから吸血鬼のナズナを登場させて物語性を出すと同時に恋愛要素も入れてるわけよね。


で、結論なんだけどあんまり面白くなかったわ。

どうも雰囲気が先行しててストーリーに目を向けるとそんなでもない。まぁ純粋にこの作品のフェチズムに俺が乗れなかっただけかもしれない。

後半結構どころじゃなくめっちゃ駆け足で物語詰め込んでるから、後半のめっちゃ詰め込んだのを前半の無駄話省いて入れてあげたらもうちょっと後半もよかったのになぁとか思った。

ただ作品全体としての雰囲気や描写は相当いいので、好きな人はとことん好きそう。




以上でございますー。

先に言っておくと秋アニメは相当楽しみにしているの多いので忙しくなりますぞ皆の衆。

アキバ冥途戦争、ポプテ2期、ヒューマンバグ大学、スパイファミリー2期、マブラヴオルタ2期、うる星やつら、不滅のあなたへ2期、恋愛フロップスなどを筆頭に、本命の令和のデジキャラットが待ち構えているぞ。

もう本当嬉しい。生きててよかった。

お母さんデジキャラットのために俺を産んでくれてありがとう(?)

それでは皆さん、また3ヶ月後にお会いしましょう。

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