人間はもうすこしエノキを見習ったほうがいい

真面目な話

どうも、ジスさんです。

おまいらはエノキというキノコをご存知だろうか。

そう。

よくスーパーで80円くらいで売ってるあれだ。

突然だがエノキに憧れてるんです。


エノキはすごい。本当にすごい。化け物。神。

生まれ変わったら何になりたいかという質問に対して、俺は間違いなく生まれ変わったらエノキか女の子のパンティになりたいと答えるだろう。地獄先生ぬーべーの28巻は本当に素晴らしい。







まずエノキはおいしい。


シャキシャキとした歯ごたえ。

鍋に入れてもよし。野菜炒めのアクセントとして。味噌汁なんかに入れても本当においしい。そして安いという。





そしてエノキは可愛い。

白いフォルムに小さめの傘。可愛い。プリティ。キュート。

仮にエノキを擬人化したとすると、色白で病弱な、守ってあげたくなるような俺好みの女の子だろう。今夜はエノキとベッドで一緒に寝ることにする。エノキちゃんとの楽しい初夜を過ごせそうである。





そしてエノキのもっとも憧れる部分は、その見た目とは裏腹に”非常に強い”ことである。







どうしてエノキは毎回俺の体内の消化液に耐えて、ウンコと一緒にそのまま出てくるんですか。




ウンコしたあと自分のウンコを観察するのが趣味なんだけど、エノキ食った次の日のウンコは毎回エノキが消化されず、そのまま出てきやがる。



エノキ「あ、ジスさんwwwちーっすwww昨日ぶりっすwwww昨日ぶりぶりっすwwwwwwウンコだけにwwwwww」




エノキがウンコという船に乗って、「消化液に耐えて出てきてやりましたわ~wwwwww」とニヤニヤしながら毎回俺の顔を見てきやがるんです。すげぇ煽ってくるんですよ。

なにが「ちーっすwww」じゃ。



しかもこいつ、前述したとおり色白であることからウンコに混ざってると無駄に目立つ。存在感がはんぱない。


茶色いウンコという汚い汚物に差し込む一筋の光。それは希望の光。










いつからだろう。





すぐに物事を諦めるようになったのは。





考えてみればそれほど努力などしてきていない人間だったのだ、俺は。

楽なほうに流れ、また楽なほうに流れ。




自堕落な生活を続けてきた。










俺が自堕落な生活を送っている最中にも、エノキは俺の体内から脱出することを諦めなかったのだ。





そしてエノキは勝ち取る。



俺の体内から脱出するという栄光を。




俺の咀嚼に耐え、喉の刺激をかいくぐり、胃液という恐ろしい荒波に揉まれながら、ウンコという相棒をたずさえ腸を通過。


そしてエノキは辿り着く・・・。




肛門という出口へ・・・桃源郷へ・・・。








エノキ自身、何度も諦めかけただろう。人間の体内から脱出するというのは容易ではないはずだ。




しかしエノキは諦めなかった。





そして諦めなかった結果、体内から脱出という栄光を勝ち取った。









あれ、どうして僕は自分のウンコを謁見しながら泣いているのだろう。




この時俺は気づいた。

ウンコにこびりついたエノキは俺に対して煽りの笑顔を浮かべていたのではないということに。








エノキの俺でも頑張れば目標達成できる。だから人間のお前も頑張れ。




俺にエールを送っていたのだ。






俺はエノキに生きる希望をもらった。エノキは恩師と呼んで差し支えない。エノキ師匠。







しかし俺とエノキ師匠が共に過ごせる時間もそう長くはない。



そう、お別れの時間である。



エノキ師匠はこれからトイレの排水溝を旅し、さらなる未開の地へと足を運ぶとのこと。





俺はエノキ師匠に敬礼すると共に、トイレを流した。






師匠、僕はあなたのような立派な志を持った人間になります。

これからどんな困難が待ち構えていようと、師匠から教わった諦めない気持ちを持って頑張ります。








エノキ師匠!ありがとうございました!!!!







最後に師匠にもうひとつ大事なことを学んだから、ここに共有しておくね。










食事はよく噛んでから食えと。

以上です。お疲れ様でした。

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